ある朝に思う
午前3時に起きて、いつものようにコーヒーを沸かし、味噌汁を作った。ふとエアコンを見れば電源が切れている。妻が寝る時、エアコンを切ったのだろう。僕は掃き出し窓を開けた。涼しい風が中に入ってくる。やっと涼しくなってきた。夏もやっと終わりを告げようとしてくれているみたいだ。
パソコンに表示されている気温を確かめれば、現在23℃くらいである。このくらいの気温なら外へ出て活動もしやすいだろう。でもこんな時間にどこへ何をしに行こうかしら。天気予報を見れば最高気温は29℃らしい。まだ暑いが、連日35℃くらいだったので、随分と違う。
ベランダに出た。涼しさが増す。新聞配達夫がバイクで朝刊を配っている。こういう職業もやがてなくなるのだろうな。新聞もタブレットで読む時代に既になってきている。新聞自体を読まない家庭も増えている。我が家がそうだ。新聞なんかなくともヤフーニュース等で十分足りる。
時代がどんどん変わっていく。歯医者なども廃業するところが随分増えたらしい。虫歯になる人が減っているらしいのだ。先日TVでやっていた。
世の中に不変なものなどあるのかしら。天気でさえこんなに昔と違ってきている。愛も時代と共に変化してきている。子供の頃は社会や気候は不変なものだと思っていた。この先どうなることやら。とりあえず夏は終わりに近づいてきた。