モヤモヤからスッキリへ
先日の7年生(中1)の授業で扱った問題
「1辺の長さが5㎝の立方体の内部を半径1㎝の球が動き回る。このとき、立方体の内部で球が動くことができる部分の体積を求めよ。」
この問題はシンプルな状況設定ですが、生徒がざわつく問題でした。
「どうすればいいの?」
「どうなってるの?イメージできない!」
「こうなんじゃないの?」
教室のあちらこちらで議論が始まりました。問題をロイロノートで配信したので、iPadを手にしてタッチペンで図示したものを見せ合ったり、計算したり、書いては消し、書いては消しを繰り返していました。教室の中はモヤモヤで溢れていました。
こういう時の板書はヒントや答えではなく、考える方法や視点を示します。黒板の前で議論する生徒もいて、最終的に解決のための設計図ができあがりました。
生徒のR80には、
「難問を解くことができてスッキリした」
「とても頭が回った」
「たくさんの視点からみることが大切だとわかった」
「複雑な図形は分解して考えたい」
のような記述がありました。
とてもエキサイティングな問題だったので、こちらも楽しかったです。