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恐竜王国「福井」の旅

どうも、新人作家の境井結綺です!
ハワイの旅記録を書き終わっていない中ですが、最近福井県を旅してきましたのでそちらの記事を先に書きたいと思います。

福井といえば2024年に新幹線が通ったことで東京から行きやすくなったことで有名ですが、今回はマイルも溜めたかったので飛行機での一泊二日です。


絶品、甘えび丼!

小松空港についてまず向かったのは福井の超有名景勝地、東尋坊です。

東尋坊といえば火曜サスペンス劇場で最後に犯人を追い詰めるロケ地としてあまりにも有名な場所。福井を訪れたら必ず見ておきたい観光地です。

・・・が、まずは腹ごしらえを。
ということで東尋坊のお土産屋さんストリートの一角にある海鮮のお店へ。

福井はかつて越前と呼ばれた国であり、越前といえばリョーマ・・・ではなく越前ガニが有名です。

しかし、カニの旬は冬。訪れたのは真夏の八月なのでさすがにカニではないんじゃないか。
そう思った境井が頼んだのはこちら、甘えび丼でした。

甘えび丼に福井サーモンをトッピング

出てきてまず驚いたのが甘えびの大きさ!
東京で出てくる甘えびとは別の種類に見えるほど大きさが違います。
通常の1.5倍以上はあると思います。

そして当然ですがそのお味も美味!!
その名の通り甘く、ねっとりとした食感が最高!
これが本物の甘えびなのか・・・。
正直今まで自分の中では甘えびってあれば食べようかな、くらいの立ち位置だったのですが、こちらの甘えびをいただいてその概念を崩されました。
次回福井を訪れたなら是非また食べたいです。

食べた後で知ったのですが、東尋坊の周辺三国沖は甘えびが有名で夏の名物のようでした。冬のカニもいいですが、夏の甘えびも素晴らしいですね。
甘えびに出会えてよかった!

東尋坊の絶景を船から見る

陸から見る東尋坊

甘えびに舌鼓を討った後はいよいよ東尋坊の散策へ。
実は私、以前冬に訪れたことがあるのですが、今回はそのときは乗らなかった遊覧船に乗ってきました。

天板に恐竜が描かれた船にのっていざ出航!

陸から見てももちろんすごい迫力なのですが、船から見るとまた違った見え方ができて楽しいですし、船からでなければ見えない景色もあります。

写真中央はライオンの後ろ姿に見える岩。船からならではの景色です

さらに東尋坊の隣にある雄島という島にも海上から近づいてくれます。
雄島は神奈川県の江の島っぽさもある陸から程近い小さな島です。

島の高台にある神社の鳥居が見える

雄島の神社は相当古いもので、源義経が立ち寄ったり、織田信長の兵に一度焼き払われたこともあるそう。
歴史のロマンを感じる場所です。

そんなこんなで船からならでは景色をたくさん満喫できる遊覧船でした。
東尋坊を訪れた際は是非遊覧船にも乗ることをおすすめします!

宿は未来の決戦の舞台

東尋坊を後にして向かったのは本日のお宿。
新幹線では福井駅からお隣になる、あわら温泉です。

あわら温泉駅内

ここでうれしいサプライズに出会ったのですが、なんとこのあわら温泉で10月に将棋の竜王戦が行われるのです!
しかもたまたま泊まるお宿が対局で使われる美松さん。
将棋ファンとしてはたまりません!

美松の中庭

美松さんは立派な中庭を持つ大きなお宿でした。
しかも食事だけでなく、お酒も全て含めた金額のオールインクルーシブ。
近々行われる竜王戦に思いを馳せながら素敵なご飯とお酒を堪能させていただきました!

お刺身がおいしい!もちろんここの甘えびも美味でした!

ついに恐竜博物館へ!

二日目はほぼ一日をかけてこの旅のメインである恐竜博物館に行ってきました。
というのも実は私、恐竜が大好きで、子供の頃は古生物学者になりたいと思っていたほどなのです。
十年ほど前にも一度恐竜博物館を訪れたことはあるのですが、そのときは少し時間が足りず十分に見切れず・・・。そこで今回こそはとじっくり時間を取りました。

丸いドームが特徴的な福井県立恐竜博物館

しかもこの恐竜博物館、実は2023年にリニューアルしたばかりなのです!
さらに今回はタイミングよく新館で特別展も開催中でした!
ということで興奮を抑えきれず食事も摂らずにさっそく中へ。

実物大の動くティラノサウルス

最初に出迎えてくれるのは実物大の動くティラノサウルス!
最新の学説(たぶん)に基づいた精巧でダイナミックな造り!
これを見られるだけでも来る価値があります!

しばし動くティラノサウルスを堪能し(けっこうずっと見ていられるのですが時間なくなっちゃうので・・・)、周りに展示されている恐竜たちの骨格標本へ。

これらは世界中で発掘された恐竜の骨格標本なのですが、これが本当に素晴らしい!
とにかく見切れないくらい収蔵量も多いというところがまずすごいです。
大半の骨格標本はもちろんレプリカなのですが、たまに本物が混じっていることがあり、こんなすごい貴重なもの展示してくれているの!?と驚きます。
さすがは世界三大恐竜博物館の一つに数えられるだけありますね。
この博物館が日本にあるということが誇らしい。

福井県で発見されたフクイベナートルの骨格標本

そしてもちろん福井県で発掘された恐竜の骨格標本も展示されています。
そもそもですが、この場所に恐竜博物館が建てられているのは日本で最も恐竜の化石が発見されているのが福井県だからなのです。

新館のシンボル、恐竜の塔。福井で発見された恐竜のモニュメントです。

じっくり本館の化石を見て回った後に新館へ。
今回ここでは「バッドランドの恐竜たち」という特別展が開催中でした。

バッドランドとは北アメリカ大陸にある恐竜発掘の聖地だそうで、そこで採れた貴重な化石が日本にやっていきているのです!

アロサウルスの頭骨やゴルゴサウルスの全身化石など、本当に貴重なものに出会えたのですが、なんといってもすごいのはこちら!

ブラックビューティー

通称ブラックビューティーと呼ばれるティラノサウルスの頭骨(本物)です!
ティラノサウルスの完全な本物の頭骨が日本で見られることなんてあるのか!?という感じなのですが、それができるのが福井県立恐竜博物館なのですね。さすがです!

お土産に買ったフクイベナートルのぬいぐるみ

今回はたっぷり時間をかけてじっくり回ることができ大満足でした。
いやー!本当に素晴らしい博物館です!
行くまでの道のりは遠いですが、行くべき価値のある場所だと改めて感じました。
皆さまも是非一度足を運んでみてください!

旅の終わりは地酒とご当地グルメ

恐竜博物館から福井駅へ戻り、駅ビルのご飯屋さんでこの旅の最後の夕食を。

ビールメガジョッキ!

一杯目はやはりビール!
8月の暑い日だったので染みます!
恐竜がプリントされたジョッキが素敵。

そしてやはり地酒!
福井県も日本酒がおいしい!

ソースカツ、マイタケの天ぷら、へしこ

おつまみにはソースカツを頼みました。
福井といえばソースカツ丼が有名ですが、今回食べられていなかったので。
甘めのソースとサクサクの衣が最高でお酒に合います!

個人的に一番はまったのはこちら。
メニュー名忘れてしまったのですが地鶏のもも肉の焼き物です。
味噌味が染み込んでいてコクと旨味が感じられました!
白いご飯にも日本酒にも合うな、という感じ。
チルドとか冷凍で売って欲しい・・・!

お酒もご飯もおいしくいただき、最後まで福井を堪能させていただきました!

終わりに

あっという間の一泊二日でしたが大満足の旅でした!
でもまだ永平寺とか敦賀の方とか、行けていないところも多いし、サバもあまり食べれていないのでまた是非行きたいと思います。

新幹線も開通して東京から行きやすくなったので、皆さまも是非一度訪れてみてはいかがでしょうか!

この記事を通して福井県の魅力が少しでも伝われば幸いです。
それではまた!

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