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パートナーの見直すことは自分を見直すこと|「離婚してはいけない」という #呪いを解く冒険

結婚2周目の穏やかさは、オットの性格がナイスであるのは言うまでもないが、それだけではない。数年前のわたしのまま彼と過ごしていたら、きっとまた違う関係だっただろうな、と思うので、わたしが結婚に対して考えがガラっと変化したことを書いてみます。

結婚って難しい。たぶん自立した2人が共にリスペクトし合いながら暮らすとハッピーなんじゃないかなぁ、という仮説を立てている。わたしは、彼に歩み寄るし、理解もするけれど、わたしはわたしのままでいること。お互いが成長を諦めることなく、かといって無理もしない。そういう関係にもっと近づけたらいいな、と思うのです。こんなことを踏まえて、最近実践している夫婦間の問題を解消するコミュニケーション方法と、自分の立ち位置の確立について書いています。

自立した2人が一緒にいるってどういうことだろう

まず自立という言葉はむずかしい。経済と生活の自立を両立させ、さらに精神的にも自立することは、簡単なことではない。さらに、子どもがいる人生を選んだ場合、女性は経済の自立を一時的に手放して、パートナーと補完しあわなければ成り立たない時期がそれなりにある。

ジェンダーギャップによって男女の賃金が不平等であることや、産前産後に経済的な自立が難しいことなど、いろんな要因がある。そんな中で、その時々に合わせて夫婦でモノサシを調整しながら、自立と互助のベストバランスをつくりだすのは、かなり意識的でいないと難しいように思うのです。

先日のオットトークで「律儀に平等でいようとしすぎているよね」とオットに言われてハッとした。そう、「平等でいたい」とか「平等でいなければ」とか、そんな気持ちが、意識していることも、していないことも、わたしの中にはある。だけど、それができないときがあるということとも、向き合わねばならぬのです。

夫婦は依存関係になりやすい

夫婦もさることながら、家族という関係は、依存関係になりやすい。そして、依存関係になっているということにさえ気がつかないことが多いなぁ、と、感じるのです。

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