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夫が家事をしてくれない問題への魔法の言葉は「そうなんだ」と「どうしたらいい?」|「夫は家事・育児をしてくれない」という #呪いを解く冒険

妊娠中につき、巣作り本能が全開なのか、家事をいつもよりやろうとしている自分がいる。で、「俺がやらなくても良さそうだな」という空気をキャッチしているオットがいる。まもなく「わたしばっかり」ってなるな注意報が自分のなかで発動されたので、そうならないためのあれこれを棚卸ししたことを書き留めておきます。

「養ってもらえて当たり前」と
「家事育児してもらって当たり前」という
夫婦間の依存度を観察する

 まず「夫を家事をしてくれない」の深刻度は、家族の形態はさまざまで、なかなか自分たちの現実をはかれていないことも多いのではないかな、と思うことが多々ある。前回も書いたけれど、「養ってもらえて当たり前」と「家事育児してもらって当たり前」というバランスのとれた関係だった、なんていうこともあるのです。その一方で、夫の収入などアテにせずバリバリ働いている妻もいる。その多様な背景を加味することなく、養い続けることを課せられたまま、夫は家事をすべきである、ということになっているのであれば、ジェンダーギャップに起因する男性側の大変さかもしれない、と思うこともあるのです。

 だから、この問題を解決するにあたっては、自分がどれだけ相手の稼ぎを、相手がどれだけ自分の家事育児を期待しているのかという自分自身の観察は不可欠だと思うのです。

↑「養われる」「養う」ジェンダーの呪いを手放したら、「養われながら働きたい」わたしと「養われて主夫になりたい」オットのコンビだった、という話。

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