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「マイホームを建てなければならない」という #呪いを解く冒険 10
素敵な家に住んでいるわたし最高!と勘違いすることはできるけど、この状況を冷静に見れば、「資産価値が減るものにローンを組んだわたし」「実力を前借りしたわたし」でしかない。という状態からの家を持つ意味の話。
7年の高断熱住宅の勉強と同時並行して2年弱の設計期間、そして数ヶ月の現場通いを経てできた家に住んでいると「わたし最高!よくがんばった」感に溢れるのですが、「これ、まだ人からの借りでできてるから」という冷静な視点をいつも持っていたいと思っている今日このごろです。
そして、地方都市に住んでいると、いまだに「家を建てて一人前」という風潮に出会うことはあるものです。ということで、「マイホームを建てなければならない」という呪いを、経済成長期ではなく、2020年に生きるわたしたちはどう捉えればいいのか、DIYから始まり、リノベーションを経て、ついに新築まで建ててみて語れる日がきたので書いてみようと思います。
↑新居の写真大公開&後悔とリカバリーのこと
新築住宅は22年で資産価値がほぼなくなる
地代は上がっていない
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