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矢面に立つこと
農産物の輸入の仕事をしています荒川防火水槽研究会と申します。名前は趣味のブログからそのまま使っています。今回は、 #矢面に立つ ことについて書きます。
たまに、自分で作った資料に上司の名前を書いて出す人や、自分が行なう連絡に「問合せはこちらまで」と他人の名前を書くような人がいて、その"矢面に立たなさ加減"に絶望的になることがありますが、気持ちは分かります。
・面倒な客の矢面に立つ
・大勢の前で矢面に立つ
・批判の矢面に立つ
・現状維持を望む声の前に矢面に立つ
どれも大変なことばかりです。
でも"矢面に立つことのメリット"に気付けば、いつも、では無くとも矢面に立つ気持ちになれると考えています。
では、矢面に立つメリットとは何でしょうか。私は以下の2つがあると思います。
1 #PDCA が回る
矢面に立つと、否が応でもフィードバックを受けてそれに答えなければならないので、言ってみれば強制的にPDCAを回さざるを得ない立場となります。そうすると、次に矢面に立つ時にがんばれるよう準備する #段取り力 や、なぜネガティブなフィードバックが来るのかを特定する #原因特定解析度 が上がります。いわばPDCAの"大リーグ養成ギブス"です(*分からない方は"巨人の星 大リーグ養成ギブス"でググって下さい)。
2 矢面に立たなかった後悔を避けられる
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」(アービンジャー・インスティチュート)という本があります。ここでは、自分が他人にすべきと感じたことに背く行動を「自分への裏切り」とし、人はそれを正当化するために他責的になる、と書かれています。
本当はあそこで矢面に立つべきだったなー、という思いを抱いて生きるのはストレスなので、自分を正当化するため矢面に立たなかった理由を外部に探してしまいます。そして一度矢面に立たなくなると、ますます「箱」の中に入ってしまうという悪循環です。
矢面に立てば自らPDCAを回すので自責的でいられ続けることができます。従って、矢面に立つ打席数を維持することが大事だと思います。