Biscuit/ビスケットさんのアンティークドールヘッドのガラスペンで、童心に返る。
✉️🖤🫖 Antique doll with glass pen selected by Biscuit.
お気に入りのティーセットを用意して
紙の上を踊り 手紙を書くの
あなたの見せてくれる
美しい世界に出会う日が
喜びの色で満ちてゆく
✉️🖤🫖
昨年、アンティークのドールヘッドを合わせた
ガラスペンとの出会いがありました。
東京都台東区にある「ビスケット」さん。
ヨーロッパの古くて可愛いものを扱っておられる
雑貨屋さんのものです。
今回、「もしもこのドールのパッケージを
デザインするなら」と絵を描きました。
リール動画も。
ドールと遊ぶための小さなティーセットや
手紙を書くための道具に、身だしなみの手鏡や櫛、
お気に入りの本がセットです。
「どのドールにも違うセットがあって…💭」と
妄想を膨らませるのは、まるで
お人形遊びをする童心に返るようなひと時でした。
ドールヘッドは、
1890〜1910年頃に
ドイツのチューリンゲン地方で作られ、
何らかの理由で100年以上地中で眠っていたもの🇩🇪
「ディガー」と呼ばれる
地中からドールを穴から掘って救い出すおじさまがいるのだそう。
ガラスペンは、
ラウシャという同じくドイツのチューリンゲン州にある町の
地方で作られているもの。
ラウシャはガラス工芸や吹きガラス、
クリスマスオーナメントなどが有名だそう。
国内でも「ラウシャのガラスペン」というのは聞いたことはあったけど、
触ったのはこれが初めてでした。
はじめに「こんなの作ってみたよ」と、
ペンを作るガラス職人のおじさまが
店主の方に見せてくれたのだそう。
その後よく話を聞くとドールを掘り起こす
「ディガー」のおじさまとも
店主はすでにお知り合いだったそう。
(わたしたちの可愛いは海を越えたりもして、
たくさんの人たちに支えられてるのだ…としみじみ感じました)
掘り出された中から選りすぐって選んで
ガラス職人さんがお一人で作られていることや、
無事に残った頭の中からサイズの合う物を選ぶとなると
そこからさらに作れる数には限りがあるようで、
入荷は少しずつしか叶わないそう。
「ガラスペンは試し書きをして納得してお求めいただきたい」ということから
通販はしておらず、対面販売のみだそうです。
店頭で試し書きさせてもらったのですが
ペン軸の太さ・くびれにも個体差があるので試筆は必須。
自分なりの基準を持って、店頭で数本に絞って試筆する方が良さそうです。
ペン先の好み(この中でも細いものを希望)はもちろんのこと
私は力を入れずに持てる【軸:太め】かつ
ガラスペンの重みで書く書き方が好みだったので【重さ:軽すぎない】ものを。
いくつか店主に選んでいただき、試筆をした中から
好みの雰囲気のドールを選んだ、といった流れでした。
ペン先はさすが職人さんの仕上げ、なめらかでした✨
(それでも持ち方や手のサイズ、書きやすい角度は個人差あるので
私は絶対的に試筆をオススメします✍️)
手持ちのものよりも太さのある字幅でバリエーションは増えたし、
インクの色彩を楽しむには私的にちょうどいい。
修理なども内容によるだろうけど、相談の上で可能なものは
職人さんの元で対応してもらえるとのこと。
万が一を思うと安心です。
買い付けに行かれた店主が接客してくださり、
古いもの一つ一つの物語を聞かせてくださいました。
関西でのイベントで、
たまたま前を通りがかった時にめざとく反応して一度は素通りしたものの、
不思議なアンティーク感に惹かれ、再び訪れて手に取ったガラスペン。
これまで透明感重視で、軸までクリアのものだけ選んでいたのですが
好みのものがある机の景色を見るたび、嬉しくなります。
ちょっと不思議な感じと、
1本ずつ異なる表情の中から自分だけの
相棒を見つける感じは
アンティークならではの喜び。
その他の物語は、
@boudoir_m にて📚
✉️🖤🫖
ガラスペン:
Biscuit ビスケット
@biscuit_yanaka
✉️🖤🫖
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