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幸せは蜜の味。

美味しさを形にする
「おいしいこくばん」。

今回は
蜜香屋(みっこうや)さんの「焼きいも」を
おうちでアレンジして、おいしいこくばんにしました。


『土づくりからこだわった、シンプルなおやつ』
として、産地直送のお芋を楽しめる蜜香屋さん。
そのお店の名前のとおり、
「蜜」を感じる味の濃さが印象的なお芋です。

まさに幸せは蜜の味。

幸せはどこからやってくるのかと
一つの答えのない哲学よりも
まずはこのお芋を食べて幸せになる方が
話は早いかもしれません。
ではこの蜜はどこからやってくるのか。
それには答えがありました。

焼き芋を作ると
お芋に含まれるでんぷんが
加熱されて糊化し、
そこに同じく含まれた
β-アミラーゼという消化酵素が作用して
中で麦芽糖(ばくがとう)という
水あめの主成分とされる
甘味成分を生成するのだそう。

これが幸せの蜜の正体。
70℃前後の温度を長く保持すると生成されるので、
ゆっくりじっくりあたためることで
さらに甘くなっていくといいます。


土の大切さ・良さを知ってもらうために、
その土で作ったお芋を食べてもらっていると聞いたのが
10年以上も前のこと。

当時の職場の傍に出店していたのが
蜜香屋さんでした。

初めて食べたあの時の感動を
今でもこうして忘れられずに
こくばんにしてしまいました。

良い土からおいしく育ててくださり、
今も変わらず大阪でおいしく焼いてくださり
ありがとうございます。

今や年中楽しめるけど、
寒い時期はいっそう美味しい旬を迎えるお芋。
ほくほくとおいしい、冬の幸せ。

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写真は
今回テイクアウトしておうちでアレンジを加えた
『バター香る蜜芋焼』です。

皮までおいしくなるレシピは
ひとつ前の投稿で。


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蜜香屋 中崎町本店
http://mikkouya.com


参考資料・文献

日本いも類研究会
https://www.jrt.gr.jp

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