ビジョンは『子育て世代を笑顔に』
はじめまして。BOUBOUを運営しています、妻のタラマイです。
このnoteでは、私達夫婦の考え方や、会社設立までの流れ、また自分たちが考えたビジョンに対して、どのようにステップをふんでいくのかを記録形式で書いていきたいと思います。
【1】ビジョンを考える
なぜ、私たちはこのBOUBOUプロジェクトをやりたいと思ったのだろうか?ことの発端は、沖縄に住んでいた頃にワンオペ育児をしていて、めちゃくちゃ辛い…という経験をしたからだ。
まずは、我々夫婦の子育てのバックグラウンドから話していくのだが、長崎出身の夫:タラコウタロウと熊本出身の妻:タラマイが、出会い結婚し、当時は関東に住んでいた。その後妊娠し、妻は里帰り出産をするために熊本に行くのだが、同じタイミングで夫の転勤が決まり、妻は熊本へ、そして夫は沖縄へ転居した。
そう、産後、妻が行った先は、沖縄!
みんなは、いいな〜!沖縄行くの!と言っていたのだが、妻であるタラマイはただただ不安だった…。
だって、生まれて初めて沖縄に行くし、生後2ヶ月の赤子連れだし、周りに家族も親戚も友達もいない状況で始まったはじめましての地での子育てだったから。
ここで、大変だったことの1つが、夫:タラコウタロウも沖縄での転勤で、ジムを立ち上げるという仕事を一人でやっていたということ。
夫も妻も、初めての土地で、初めての仕事&育児という波乱のスタートだった。
案の定、妻は初めての育児でてんやわんや。夫も初めての仕事でてんやわんや。朝いってきます!と家を出てから、夜ただいまと帰ってくるまで、必然的にワンオペ育児を強いられた。
このワンオペ育児が、めちゃくちゃ辛かった。誰に頼る事もできない、一人でやんなきゃ!でも、赤ちゃんを生かさなきゃ!
今思うと、もっと肩の力抜いて!と言いたくなるのだが、当時のワタシには無理だった。笑
そんな経験をして、月並みの意見ですが、
『子育てって一人でしちゃダメだな…』
と思うように。
この沖縄ワンオペ生活を5年間し、こんなに子育てに対する環境が整ってなかったら、そりゃ子ども産もう!て気軽に思えないよな…と思い始め…
そしたら、子ども産みたいな!子育てしてみたいな!と思える世界を作ろうと思ったのがきっかけ。
『子育て世代を笑顔に』
というBOUBOUのビジョンの原点は、
妻:タラマイの"ワンオペ育児まじやべーぞ!"が起源。
【2】夫の働き方改革
はじめは、妻の思いではじめたこのBOUBOUプロジェクト。
余談だが、BOUBOUは、ぼーぼーと読む。
沖縄の言葉で"赤ちゃん"という意味があり、私達の子育ての原点である沖縄の言葉をもらい、BOUBOUと名付けた。
赤ちゃんのようにまっさらな状態からのスタート!今後どんな色に染まっていくのだろうか?
話を戻そう。元々は、妻の想いが強かったのだが、今は夫:タラコウタロウの想いも強くなっている。そのきっかけは、会社を辞めて、独立開業したことだ。
会社員時代は、めちゃくちゃ忙しくさせてもらい、朝はプロバスケットボールの選手のトレーニング指導、昼は一般のお客様、夜は高校生の指導、土日はバスケの試合のサポートと、それはそれは働いていた。
しっかりお給料も頂いていたし、暮らしには不自由していなかった。でも、あることだけが犠牲になっていた。
それは、子どもとの時間。
夜は、だいたい子どもが寝てからの帰宅。寝顔にしか会えない日々。2人目が生まれた時も、3人目が生まれた時も、そんな生活。たまにあるお休みの日や、たまにある早く帰れた日には、子ども達とめちゃくちゃ遊んだりして、子どもが大好きな夫なのだが、
仕事の関係上、必然的に子ども達に関わる時間は少なかった。
子ども達はどんどん大きくなる、そして何より妻のワンオペが大変なのもひしひしと伝わってくる。
色々なタイミングと想いが重なり、仕事を辞めた。
夫:タラコウタロウは、仕事のキャリアではなく、家族との時間を選択した。働き方改革を自主的に実行!笑
【3】子育ては家族ワンチームでするもの
夫の退職とともに、私達家族は5年住んだ沖縄をあとにした。やってきたのは妻の地元である熊本。世の中は、コロナ!コロナ!で大騒ぎの中、無職になったタラ夫婦は、熊本に降り立った!
私達は、現在個人事業主としてお互い開業しているのだが、私たち夫婦の両親はどちらとも会社員。
えっ!?無職!?3人も子どもいるのに?しかも今コロナだよ!?開業とか大丈夫なの?
そんな想いもあったと思うが、どちらの両親も、頑張れ!と背中を押してくれた(感謝)
そんな中、夫婦そろって、熊本で開業した。ありがたいことに、少しずつお客様にも来て頂き、売上も出るようになってきて、何とか生活も出来ている。1馬力だった沖縄時代と比べると2馬力の現在は、同じくらいの生活レベルは維持できている。
でも、一つだけ違うことがある。それは、
家族で毎日夕ご飯を食べれる
ということだ。何だ、それだけ?と思うかもしれない。しかし、私たち夫婦にとって、毎日夕方に家族全員が揃うことはほぼなかった。当たり前のように、今日あったことを話しながら、ご飯を食べる。そんな当たり前が出来なかったワンオペ育児時代。
もちろん、お風呂もご飯食べさせるのも、歯磨きも、寝かしつけも、洗濯干しや、食器洗いや掃除などの家事も夫と妻でシェアしている。
大人が二人いると、こんなにも楽なのか!を痛感している。そして、当時のワタシよく頑張っていたとも!笑
子育ては一人でするものではない、夫と妻がワンチームとなり、家族でするものだと思う。
【4】地域も巻き込んでいく
今後は、私たちの働き方や生き方を伝える活動もしつつ、地域も巻き込んで子育て世代をサポートするということもやっていきたいと考えている。大きな目標は、BOUBOUモールという企業所内保育園を基盤とした、子育て世代にとって必要なものがそろった複合施設を作ること。そこに行けば、子ども達も楽しいし、親も楽しい、子育てしているから諦めていた、手軽に美容室に行ったり、夫婦でゆっくりお茶をするカフェがあったり、マッサージやトレーニングジムがあったりする施設だ。
でも、その前段階として、
BOUBOU HOUSE というものを作ろうと思う。自分達が現在暮らしている地域に、子育て世代が集える場を作る。2023年に。
その為に、何をすべきか?を夫婦で考えながら、ひとつずつステップを踏んでいく。
その記録もこのnoteで書いていこうと思う。
【5】前進し続ける
私たち、夫婦が生涯をかけ行おうと決めたBOUBOUプロジェクト。常に頭と体を使い、前進し続ける会社を作る予定。そちらの会社作りも記録していく。今後、私たちのように夫婦で起業する人が増えてくると思うので。
(執筆:タラマイ)
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