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読書記録『静かな働き方「ほどよい」仕事でじぶん時間を取り戻す』

子どもが産まれてから、仕事との距離感を考えることが増え、タイトルに惹かれて読みました。

筆者は、仕事は生活費を稼ぐための手段で構わないと本書で書いています。

そして、
さまざまなアイデンティティを育むと誰しも人生の困難を乗り越えやすくなる。生活する上でいくつか生きがいを感じることがあると、何かに挫折したときも、深刻に捉えなくてすむようになる。
仕事はひとつの器に過ぎない。
だそう。

逆に、自分にとって何が大事かを意識的に決めない限り、周囲の人の持つ価値観に流されることになる。労働時間を減らすことで人はより自分らしく生きられる。仕事と人生の線引きを意識的に決める。そうしなければ仕事は風船のように膨らみ、人生の余白はどんどん奪われてしまう。

最後に、あなたは何をするのが好きですか?
で締め括られます。


もともと、自分の仕事が好きだったのですが、出産後は子育てが楽しく、家族との時間を大切にしたいという気持ちが強くなり、育児と仕事のバランスに悩んでいたのですが、仕事は生活費を稼ぐための手段で構わないという主張にはっとしました。
もちろん、やっぱり仕事好きなので、そこまでは思わないのですが、だけど、一定の線引きはしていいし、したほうがいい。
今一番自分にとって大事な時間は家族と過ごす時間なんだと気づき、心が軽くなりました。

それではこの辺りで。

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