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ホルトノキ
朝の散歩中、Fさんが「あの木の赤いのは、木の実なのかそれとも葉っぱが赤くなっているのかどっちだろう。もし、葉っぱだとしたら部分的に赤くなって不思議だね。」というので、写真を撮って拡大してみたけれど、よくわかりませんでした。
次の日、うちのマンションの敷地内に同じような木を見つけました。
その根本に木の名前のプレートがあったので、そばまで近づいて読んでみました。
「ホルトノキ科ホルトノキ属」
なるほど、古い葉が紅葉するのですか・・・
もう10数年ここに住んでいるのに知りませんでした。
Fさんの言葉がなかったら、気づきませんでした。
昔、友人にもらった大橋トリオさんのCDの中に「ホルトノキ」という題名の曲が入っていたのを思い出して聴いてみました。
『雨の日も強い風の日も
ずっと変わらずに君を待つ
雨宿りしたその隣に立っている
木の名前はホルトノキ
そしていつか君と君の子供が
木の下でそっと昼寝をするかな』
この歌詞、なんかいいよね。
ホルトノキが、私の中に入ってきて、ちょっと身近になりました。
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