産休前の挨拶の意味
独身時代や流産後は「なんでわざわざ産休に入る前に挨拶なんてするんだろう。」
と思っていた。
そんな私なりに考えた、やることの意味。
結論:周りの人への感謝の気持ちを伝える場
先に結論を言うと、「感謝を伝えたかったから」です。
私の職場では産休に入る前の日の打ち合わせで挨拶をする習慣があります。
習慣といっても、選択制です。管理職に「挨拶しますか?」と聞かれたので、私はしたい、と答えました。
自分がこの立場になるまで「したい」とは全く思わなかったのに。
挨拶の内容
「明日から産休に入ります。その立場になるまでわからないことってたくさんあるんですが、この産休前の挨拶の意味も自分がすることになって初めてわかりました、感謝を伝える場なんだなって。
遠くから椅子を持ってきてくださったり荷物を持ってくださったり、代わりに仕事をしてくださったり。
たくさんの優しさをいただきました。本当にありがとうございます。
無事に子どもが産まれたら、これだけの優しさに支えられて産まれてきたんだよということを伝えたいです。」
※産休に「入らせてもらいます」の言い方だけは絶対にしたくなかった笑
だって「〜させてもらう」って変じゃない?
ちなみに挨拶したかった理由は以下の通りです。
理由① 優しくしてもらった
周りの人たち数人にしか妊娠したことを伝えていなかったけど、その人たちがものすごく気を遣ってくれました。明らかにお腹が大きくなってからも、ものすごく優しくしてもらいました。
例えば、私が立っているときに、遠くから椅子を運んで持ってきて座らせてくれたり、荷物を運んでくれた。
これは何回もありました。(しかもほとんど男性が気づいてやってくれるんですよね。みなさんその優しさをぜひ奥様に発揮してくださいね。喜ばれますよ。)ものすごく嬉しかったです。
それから、仕事で電話ではなく直接顔を合わせないといけない時、向こうから私のところに出向いてくれたり。
理由② しばらく休んで迷惑をかけた
産休まであと数週間というところで、尿路結石になり職場から救急搬送され、その後1週間ほど仕事を休んでしまいました。
その時のお話はこちら↓
私の代わりに仕事をしてくれた人たちがたくさんいたので、改めて感謝を伝えたかったのです。
まとめ
正直、同じ職場でも「産休前の挨拶、言わなきゃいけないからやりますけど」という人もいましたが、私は伝えたいことが明確にあったのでやりました。
優しくしてくださった皆さんありがとうございました。
おかげで今私の腕の中に息子がいます。
もちろん前提としては、管理職がその人に挨拶したいかきちんと聞いておくべし。いろんな理由で挨拶せずにそっと産休に入りたい人だっているはず。