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ボードゲーム紹介『ザ・クルー 第9惑星の探索』

お疲れ様です、ボトルキャップの河尻です!
今回もボードゲームを紹介していきたいと思います!
今回紹介するのはこちら!

『ザ・クルー 第9惑星の探索』

会話NG!相手の意図を汲み取り、様々なミッションを達成するトリックテイキングゲーム!

・プレイ人数
2人〜5人


・プレイ時間
20分


・ゲームで使用するもの
プレイングカード×40枚

各色1〜9の数字が書かれている
各プレイヤーはこのプレイングカードを1枚ずつ出していき、数字の1番大きいプレイヤーが場に出されたカードを全て獲得します。
色カードと別でジョーカー的役割のロケットカードもあります。


タスクカード

各ミッションで獲得しないといけないカード。
カードの内容はプレイングカードと同じで各色1〜9の数字が書かれています。ただし、タスクカードにはロケットカードは含まれていません。

タスクコマ

ミッションによってタスクカードを取る順番などが指定されたりします。

無線通信コマ

ミッション中に1度だけ自分のカードを1枚他プレイヤーに教えることが出来ます。


・ゲームのルール
このザ・クルーではプレイヤーが宇宙飛行士となり、仲間と共にミッションをクリアしていく協力型のゲームになっています。
自分の手札から1枚ずつカードを出し、1番大きい数字のプレイヤーが場に出ているカードを全て獲得することができます。それを繰り返し、ミッションで指定されている数字を獲得しミッションを成功させるゲームです。
これだけ聞くと簡単そうに思うかもしれませんが、このゲームでは手札に関する会話をするのがNGになっています。その為言葉を発さず意思疎通を取っていかなければなりません。
ただ、全くコミュニケーションが取れないという訳ではなく、各プレイヤーにはミッション中1度だけ無線通信コマを使って、自分のカードを1枚だけ他プレイヤーに教えることができます。なので、この無線通信コマを使ったり、他プレイヤーのカードの出し方を見て意図を汲み取り自分のカードを出していきます。

カードを獲得するには条件があり、最初にカードを出したプレイヤーと同じ色である必要があります。
例えばこの場合だと

時計回りで青の6がスタートプレイヤーだとした場合、場のカードを獲得するには青の数字でなければいけません。数字の数だけで見れば黄の8が1番大きいですが、色が違う為カードを獲得できません。その為、青の6を出したプレイヤーが場のカードを獲得します。

*カードを出す条件
各プレイヤーは必ずカードを出さなければならず、スタートプレイヤーと同じ色のカードを持っていたら必ず出さなければいけません。
逆に持っていない場合は好きなカードを出してかまいません。
そしてこのゲームでは通常の色がついたカードとは別で切り札カードというものがあります。
それがロケットカード
ロケットカードはどの色の数字よりも強いカードになっています。ただし、ロケットカードはいつでも場に出せるわけではありません。
ロケットカードが出せるのはスタートプレイヤーの時とスタートプレイヤーが出した色のカードを持っていない時だけになります。
ロケットカードにも1〜4の数字が割り振られており、色カードと同様数字が大きい方が強くなります。
この場合だと

ロケットカードの1がスタートプレイヤーだとした場合、場のカードを獲得するのは数字の大きいロケットカードの3を出したプレイヤーになります。




・ゲームの流れ
1.各プレイヤーに無線通信コマを1つとプレイングカードを裏向きにして均等に配ります。
ミッションを選択し、その内容に従った条件のタスクカードを用意します。ロケットカードの4を持っているプレイヤーから順番にタスクカードを1枚ずつ選択して取っていきます。
例えばこういったタスクカードが公開された場合

ピンクの4のタスクカードを取った人はピンクの4を獲得する必要があります。このタスクカードを持っているプレイヤー以外がピンクの4を獲得した時点でミッション失敗となります。緑の6のタスクカードを取ったプレイヤーも同様になります。


2.手札に4のロケットカードを持っている人がスタートプレイヤーとなります。スタートプレイヤーから順番にカードを出していき、1番数字の大きいプレイヤーが場のカードを獲得します。
次のスタートプレイヤーは場のカードを獲得したプレイヤーからになります。


3.これを繰り返していき、それぞれが持っているタスクカードを処理することが出来ればミッションクリアとなります。処理することが出来なかったり、他のプレイヤーがタスクに記されているカードを取った場合はミッション失敗となります。


4.ミッションが成功したら次のミッションにいきます。ミッションは全部で50個あり、ストーリー仕立てになっているので1から順番にやるのをオススメします。



このザ・クルーはかなりシビアなゲームになっています。誰か1人でも意思疎通がうまくいかないとミッションをクリアすることは出来ません!
僕は友達と3人でやったんですが、このゲームで友情がブッ壊れかけました。
中々同じミッションをクリアすることが出来なくて、1人が自分が何出したかメモ取ろうと提案したんですがそれはつまらんからやめようと言ったらもう大喧嘩...『だったらちゃんと覚えろボケ!』『自己中なプレーしてんちゃうぞ』など暴言が飛び交いまくり、そこからこのゲームは2年ぐらい封印していました。
けど最近になって同じメンバーでまたやる機会があったのでやってみたら、あれよあれよとミッションをクリアしていき、ザ・クルーってこんなに面白かったんだと友達と喜びあいました!
うまくいかず揉めてしまうこともあるかもしれませんが、全員で難しいミッションを達成した時は手を取り合いはしゃぐ。そんな友情が深まるボードゲームです。
ミッションが記載されているログブックには合計何回でミッションが達成できたかなどを書くスペースがあるので、このゲームは失敗を繰り返し成長していくものなのかもしれませんねー。

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