見出し画像

ボードゲーム紹介『ロビンソン・クルーソー 呪われし島の冒険』

お疲れ様です、ボトルキャップの河尻です!

今回もボードゲームの紹介を、、、
いつもは軽めのボードゲームを紹介するんですが、今回は少し重めのボードゲームを紹介していきたいと思います!
今回紹介するのはこちら!

ロビンソン・クルーソー 呪われし島の冒険

ロビンソン・クルーソーの小説を題材にしたワーカープレイスメントの金字塔、無人島で繰り広げられる協力型サバイバルボードゲーム!

・プレイ人数
1人〜4人

・プレイ時間
120分

・ゲームの流れ
ゲームは以下の6フェイズから構成されています
第1フェイズ イベントフェイズ
第2フェイズ 士気フェイズ
第3フェイズ 生産フェイズ
第4フェイズ アクションフェイズ
第5フェイズ 天候フェイズ
第6フェイズ 夜フェイズ

これを繰り返していき、規定のターン以内にシナリオの勝利条件を達成するゲームになっています
ゲーム内には7つのシナリオが用意されており、無人島を舞台に話が繰り広げられます。
例えば1番ベーシックな『漂流者たち』というシナリオであれば、12ターンあり、船が近づいて来る10〜12ターンの間に薪の束と火を作成すれば無人島からの脱出となりゲームクリアになります。
ゲーム内容やルールはストーリーによって変わり、中には島にいる食人鬼から逃げ延びる話や島に現れたキングコングを捕まえて映画を撮る話など色んなストーリーがあります。


ゲームの準備
ゲーム盤に各マーカー、カードを配置します
各プレイヤーは4枚ある『探検家』『兵士』『大工』『料理人』のキャラクターシートから好きなキャラクターを選択します
準備が完了するとこんな感じになります

1人プレイの場合はフライデーという相棒と犬を連れて無人島の脱出を目指します。

1.イベントフェイズ
(1ターン目のみイベントフェイズは飛ばします)
イベントカードを1枚引き、そこに書かれているカードの効果を処理します。基本的には良くないことが起き、島で取れる資源が取れなくなったり、置けるコマが減ったりと1日の始まりからマイナスなことが起こります。またイベントカードは2枚置くことが出来、置き場からあふれたカードは追加で悪い効果が起きます

2.士気フェイズ
開始時に現在の士気の位置によって意思トークンを貰えるかあるいは捨てなければなりません。
ここで意思トークンを捨てることが出来なかった場合は捨てれなかった意思トークン分の体力を失います。
意思トークンを支払えば各キャラクター特有のスキルを使用することが出来てゲームを有利に進めることが出来ます。

3.生産フェイズ
現在のキャンプ地にある資源を獲得することが出来ます。獲得できる資源は基本的に木材と食料になります

4.アクションフェイズ
アクションフェイズではアクションの計画とアクションの解決の2ステップに分かれています。
まず各プレイヤーは2個ずつ持っているアクションコマを使って以下の7つの行動を選択します

『アクションの計画』
1.脅威・・・イベントカードの解決。解決するとそのカードに記されている恩恵を受けます
2.狩猟・・・猛獣を狩りに行く。猛獣を狩ると食料やアイテム作成に必要な毛皮を得ることが出来ます
3.作成・・・アイテム作成。資源を支払いゲームを有利に進めるアイテムを作成出来ます
4.収集・・・資源獲得。キャンプ地とは別の場所の島タイルから資源を獲得出来ます
5.探索・・・ゲーム盤上の未探索の場所に島タイルを1つ置けます。
6.キャンプ整頓・・・意思トークンを2個獲得し、士気を1つ上げます
7.休息・・・体力を1回復する

『アクションの解決』
作成、収集、探索アクションはアクションコマの数で解決方法が変わります

アクションコマを2個置いた場合
アクションの成功。行ったアクションの効果を得ます。この時に自分のアクションコマだけではなく、他のプレイヤーとのアクションコマを組み合わせても大丈夫です

アクションコマを1個だけ置いた場合
ダイスを3個振ります
各ダイスには
『アクションの成功、失敗』
『体力を失うか失わないか』
『イベントカードを引くか引かないか』
それぞれの出目があるのでダイスの出目に従います。


5.天候フェイズ
天候ダイスを振り、出た出目によって資源を失ったり、体力を失ったりします
天候ダイスは3個あり、振る数はそれぞれのシナリオによって変わります


6.夜フェイズ
各キャラクターは食事を摂ります。
この時に食料がない場合は体力を失います。
また夜フェイズ終了時に現在持っている食料を全て捨てます(腐ったという扱い)
全て終えたら次のターンとなり
イベントフェイズから繰り返していきシナリオのクリアを目指していきます。




このロビンソン・クルーソーはとにかく難易度がとんでもなく高いボードゲームです!
プレイヤーの誰かが1人でも死んでしまったらその時点でゲームオーバー。ゲームのクリア条件を達成する為に様々なタスクをこなしていかないといけないのですが、この無人島では様々な良くないことが乱発し、タスクどころかまともに生き延びることすら難しいのです。
ただ、この挑戦的な難易度もあり、多くのボードゲームファンから愛されている作品になっています。
そして面白いところがアクションフェイズのギリギリ感。アクションコマを2個置くと確実に解決することが出来るんですが、それだと絶対にゲームのクリア条件に間に合わない様に作られていて、ダイスを降らされ続けることを余儀なくされます、それによって次々とイベントカードを引くことになり、地獄の無人島と化すのです!!
時間が経てばどんどんと天候も悪化していくし、また資源を集めに島を探索すると猛獣が島に現れたりなどデンジャラス過ぎる。そして夜にはご飯を食べないと飢え死にしてしまう、でも折角集めた食料も1日で全てダメになってしまうというシビアさ。
しかし、その無茶苦茶厳しい状況が実際のサバイバル感があり楽しいのです!

大本のルール自体はそれほどややこしくはありませんが、細かいルールがとにかく多いゲームなのでプレイする前にある程度流れを把握してからプレイすることをお勧めします!自分は初プレイ時説明書を片手に4時間程かかりました...。
最初ルールを事細かに書こうとしたんですが、全部書こうとするととんでもないことになりそうだったのとルールを書くのに疲れてしまったので大まかな流れだけ書きました!

シナリオが7つも入っていて、イベントカードも300枚ぐらい入っているのでランダム性が高く、何度もプレイしたくなるゲームだと思います!ちょっと重めのボードゲームをやりたいという方に是非!

島から脱出する『漂流者たち』のシナリオをプレイしましたが、2回目でなんとか犬と島から脱出しました...ただ相棒のフライデーは大蛇に喰われて亡くなってしまいました。ごめんよ、フライデー!

いいなと思ったら応援しよう!