最近のゲームやアニメがつまらない理由について

 私は、最近アニメを見ていません
 ニコニコでちょくちょく見てたんですけどね
 コメント付きじゃないと楽しめなくなって
 何故アニメを見なくなったかは、ご想像にお任せします
 Steamにゲームを積んでいますエルデンリングもゴットイーター3も積んでいます
 パルワールドも最初の1週間ぐらいはやっていました
 でも今はやっていません(隙味)
 やらなくちゃいけない気になるよ

 大人になって感性が劣化したとか
 だとか
 思い出補正だとか
 老害になっただからだとか

 そういう言葉が、僕は一番嫌いなので、前時代のオタクの私が、言語化していこうと思います

 まず、理由について、箇条書きで幾つか挙げていこうと思います


 ・インターネットの普及

 ・娯楽の多様化

 ・ソレに対するアニメ・ゲームがする役割の変化

 ・サブカルチャーの商業化・ゲームIPのブランド化


インターネットの普及

 インターネットがサブカルチャーに与えた影響は大きいです
 掲示板での、アニメ実況やら、プラットホームでの動画配信とかもそうですね
 不特定多数の人たちと、趣味を共有できたり、好きな時、隙間時間に、アニメを主張できるようになりました
 良い時代になったモノです
 それと同時に、不特定多数の人々の評価を知ることが出来るようになりました
 インターネットの普及で、人々は最適解を見つけることが容易になったんですよね
 まぁコレは、ゲームに限った話じゃないんですけど
 攻略に行き詰まった時、ブラウザーを開けば、すぐに答えを見つけることができます
 対戦ゲームならば、強い行動が、ゲーマーたちに共有されて、皆同じ行動をするようになります
 アニメのネットでの評価を見れば、アニメを取捨選択する指標にできます
 私自身も他人事ではないんですよね
 半年前、コードヴィエンをやってたんですけど、毒のサリエルみたいなのを、文句言いながら倒した後、沼地の大穴みたいなのを見つけられなくて、攻略に行き詰まったんですよね
 そして、攻略サイトを開いてしまいました
 思えば、子供の頃は、ネットも攻略記事も無くて、試行錯誤でポケモンのルビーをプレイしていたモノです
 そして、親のゲーム時間制限によって、ゲームを取り上げられて泣いたモノです
 いつまで経っても5つ目のジムバッチを見つけられなかったことを今でも覚えています
 あの時は全てが新鮮で、ワクワクしながら、32ビットの、どこまでも続く世界に飛び込んでいました
 しかし今のネットにはホリエモンやひろゆきが跋扈しています
「ソレ意味ないよ。」「まだ〜してるの? 」
 こんな状態で、ゲームやアニメが楽しめるでしょうか?
 いや、無理ですよね

娯楽の多様化

 今はゲームやアニメ以外にも、SNSやら、動画配信サイトやらと、やたら娯楽が増えました
 動画配信やらSNSって、やたら時間を食うんですよね
 ダラダラと見ているだけなのに、そうしているうちに、アニメやらゲームをやる時間が無くなるんですよ、お金もかかりませんし

ソレに対するアニメ・ゲームの役割の変化

 SNSやら動画配信サイトに時間を取られてしまった消費者を、如何に惹きつけるか
 そうやって進化してきたのが、ソシャゲやら、昨今のサクッと見れるアニメだと思います
 ブリーチやらナルトみたいに、じっくりと楽しむ娯楽を味わってきたジジイからしてみれば『何事か』と思うんですけど
 そもそも我々は昨今のアニメやらゲームに対する向き合い方が間違っていたんですよね
 そもそも、アニメやらゲームとは、楽しむ物から消費するモノに変わってしまったんですよ
 だからストーリーも単調化して大衆化して、陳腐なモノになって旧世代のディープなモノとは一線を画してしまったんですよね

サブカルチャーの商業化・ゲームIPのブランド化

 最近は、ソシャゲも全盛期ほど流行ってないかなと
 ソレでもブルアカとかニケみたいな人気作品はありますけどねー
 この前コミケ行ったんですけど、凄くないすか? どの人も、ブルアカの紙袋持ってたんっすよね
 まぁソシャゲの旬が過ぎて、またCSとかが強くなってきたんですけど
 また老害みたいなことを言いますけど
 金のことにしか頭にないスクエニも、焼き戻ししかしない任天堂もいい加減にしろよ
 と
 まぁどちらの企業も、消費者たちの意見を真摯に受け止めて、変わろうとしている企業努力は見受けられます
 それに、利潤の追求は、企業にとっての第一目標ですよね
 非営利団体でもありませんし




 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
 沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわす
 形あるモノはいつか壊れる運命にあるのかもしれません
 テレビも新聞も、娯楽では無くなりました
 この流れも紀元前3000年前から続いていると思うと感慨深いですね
 こうやって人々は後世へと繋いでいくのか


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