年末年始の長期休暇、皆さんいかがお過ごしでしょうか。私は、積ん読していたあの本とこの本を読んで、トレードの記録をすべて振り返って、趣味のシステム開発も進めるぞと息巻いていましたが、正月休み3日目の今日でも、なかなか進捗は芳しくありません。 理由に関しては明白で、いわゆる育児デバフです。お子様のお相手をしているため、自分の時間がほとんどとれなくなってしまいました。知恵と体力がついてきたので、日に日に手がかかるようになっております。日中はお子様のお相手をするだけで精一杯なので、
※有料部分がありますが、投げ銭用に作っただけなのですべて無料で読めます。 FAR、AUD、BECと3科目を何とか受かり、2023年10月30日に最後の科目(になる予定)のREGを受験し、一息ついた11月。久々にゲームをやってだらりとした戦間期を過ごしている。長い間勉強し続けてきたのでだらけるのも長く続かず、何かしなければいけないと、落ちていた時のことを検討していると、自分の都合しか考えていない勝手ヨミからとんでもないミスをしていたことに気が付く。仮に今回の試験で落ちていると、
プロローグ1 199×年 自身がそれを経験したかどうかは別として、一面に広がる田んぼは多くの日本人の心の原風景として記憶されている。幸運なことに、私はそれを経験して大人になった。 夏休みには、照りつける太陽の下、碁盤の目状に広がる田んぼの合間にある埃っぽい砂利道を自転車で駆け抜けた。荷台には釣り竿とタモ網と魚籠がくくりつけられていた。目的はだだっ広い田んぼの中でぽつりと流れる農業用水路だった。たいていは一人でと行くことが多かったが、休みの日には父が連れて行ってくれた。