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2021.8.9 白鳥とコウモリを読んだ話。

「シノノメ?」
社会人2年生ぐらいになったときよく親友と仕事が終わって晩御飯を食べに行くことが多かった。1年目は精一杯でお互い時間を上手く作れなくて2年目ぐらいになると余裕が出来たから。

そんな感じで、車を出してくれるのは親友なので私がお店を探していた。
車なのである程度距離があっても大丈夫だよ。といつも行ってくれて
「隣の市にこんなお店があるんだけど?」と提案すると大抵OKしてれて
わたしを迎えに来てナビに住所をいれる。
「シノノメ」と入れても出ない「ササメ」と読むことを学んだ。

名古屋駅、三河安城、東岡崎、と地元が出てるらしい!絶対映像化される!と母親が電話越しに語る、それじゃあ買えばいいじゃない。と言うと
ハードカバーだから渋ってるというので、従業員証を提示すると5%オフだし、ポイントがつくので買って読んだらそっちに送るよ。と約束し
そっちに行ったときは、2000円のうなぎ弁当をお願いしよう。
と、心の底から思った。

そんなこんなで、「白鳥とコウモリ」著者東野圭吾を購入した。

前書き長い。


読了した、500ページ以上あるのでのんびり読むつもりが気づいたら読み終えていた、はやくはやくこの真相が知りたい。という気持ちが増して一気に読んでしまった。いろいろ書きたいけど、これは書いてしまうことがネタバレになってしまうのではないかというぐらいの500ページ
東京の土地勘はさっぱりとないので調べながら読んでたのですが、三河地方の土地勘はあるので、読んでてクスッとしちゃいました。

最初にある「ササメ3丁目」はよく行ったご飯やさん付近だったりして
あの近くぐるぐる回ったなあ。ってぐらい特徴もなにもないところだったり。同じ道に全部見えるんだもの。って書いてたら、なんだか無性に帰りたくなりました。帰省はしませんできません。


たったひとつのこと言うならば、同じ立場になったとき、わたしは父親をそんなに信じれるのだろうか。わたしも父親のことはよく知らない。
父親だけではない、誰かをちゃんともっと向き合ってその人のことを知って行かないと。なんて思った。そんな風に信じてもらえる人にも同時になりたいと思った。思ってくれる人なんて今まで、これから先わたしはいるのだろうか。






読んでいたただけるだけで、ありがたいと思ってます。 サポート代はありがたくコーヒー飲みます。