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【御礼】誕生日と20代最後の作品

誕生日を迎えました

幼い頃、しわくちゃにしてポケットに仕舞った画家という夢を、再び広げて描きはじめた20代。誕生日を迎えて30歳になりました。日頃から応援くださり、皆さまには改めて深く感謝申し上げます。

気づきのある20代でした


私は兼業ということもあり、絵を描いていない時間の方が多くありました。描けない日はまるで何もしていないように感じて、他人の人生を歩んでいるかのように虚しく思うときもありました。

ある日クライアントからお言葉を頂きました。
「絵画は画家(あなた)の人生を買うのだから、むしろ安いくらいだ。貯金をして購入したい。」

その言葉を受けてから、完成した絵画は画家が絵を描いていない時間のほぼ全てだと気づき、ペンを握らない日ほど有効に学び、休み、鍛える習慣がつきました。

働いているから分かります。絵画は安くありません。その金額を稼ぐのにどれほどの努力がいるのか同じ仕事でなくとも想像できます。私もあなたの人生で描いていることを忘れません。

20代は多くの方に応援いただきました。そして、たくさんの方が作品をお迎えくださり、画家を諦めかけた当時では想像できないほどに広い世界を目の当たりにしてきました。

そんな広い世界を、アルコールインクアートを通じて、応援してくださる皆さまと一緒に見続けたいと願っています。


可能性を信じた
これまでのこと

アルコールインクアートの「可能性」を発信し続けた20代だったと振り返ります。株式会社一ノ蔵様の日本酒ラベル化をはじめ、アルコールインクアートの色彩反転を投稿したり、全国の画家との合作を制作したり、画廊や美術館、百貨店などで多数展示販売をしたりしました。

また、アルコールインクアートは最近、デザイナーからオファーを受け、共闘によりパッケージ制作などをされる潮流にあるそうです。今後もアルコールインクアートの「可能性」は大きく注目されそうで、私自身が楽しみです。

画家として目指す
当面の志し

夢や可能性を語る20代でしたので、それらを実現させる30代でありたいと思います。特にアルコールインクアートはデザイナーとの親和性が高く、上記のムーブメントが発生しています。画家としてできること、したいことを考えて画業を続けたく存じます。

今はなんでも自分で作れてしまう時代であるからこそ、「プロ」との共闘で企画、実現したい。
思い描く未来が同じ方向なら、そのために私はインクペンを握ります。


なお、兼業ということもあり、ご依頼を受けるには複雑な内部処理が必要です。その点迷惑をおかけすることもあるかと存じます。どうか広い心でご理解賜ると幸いです。

20代最後の作品について

20代最後の誕生日を迎える前に制作したい作品があるとして、一年以上かけて制作した作品が、過日完成いたしました。

発表までどうぞお時間をくださるとともに、発表した暁には、応援くださる皆さまのチカラで大いに盛り上げてくださると幸いです。

今後ともBOTAN INKPENとアルコールインクアートをよろしくお願いいたします。

BOTAN  INKPEN.

#アルコールインクアート #alcoholinkart

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