定年後 671 日目 いつのまにか大げさになった撮影機材がこちら
以前は大げさだと思っていたのに
人の撮影機材を初めて観察したのは、オンラインサロン MAGNET の撮影会のとき。
みなさんミラーレスにリグを組んだり、グリップやマイクやモニターを付けたり、ジンバルに載せていたりしていた。
そのときは「ずいぶんと大げさだなぁ」と思っただけだった。
ちなみに私は iPhone12 をスマホジンバルに載せて参加していて、モデルさんからも「それで撮影?」的なことを聞かれ、完全に浮いていたのだけど。
ところが自分もミラーレスカメラを使うようになって、試行錯誤をくり返し、ようやく撮影機材の形が固まってみると、じつに大げさな感じになっている。
で、今日はそんな私の機材紹介。
(価格はすべて購入当時のもの。ビックカメラで購入したものはポイントの値引き分がはっきりしないので、実際の販売価格と異なっているかも)
1 カメラ本体 SONY α7SⅢ
2022/01/23 購入 ¥356,800 (中古・mapcamera)
こんなハイスペックなカメラをいきなり手に入れた経緯については、「定年67日前 あれ、α7S3 の注文履歴がある」を参照してね。
まだまだ使いこなせてはいない。それでも「初心者ほどハイスペックな機材を使うべき」という私の昔からの考えは間違っていなかったと思う(多分)。
2 レンズ SONY SEL2070G
2024/1/1 購入 ¥166,870 (ソニーストア)
SONY SEL2070G に乗り換えて一ヶ月ほどたった。
高価な割に質感はいまひとつの感じもするけど、スペック的には申し分ない。詳しくは「定年後 653 日目 SEL2070G ファーストインプレッション(6つの感想)」をどうぞ。
3 SDメモリカード ProGrade Digital COBALT 128GB
2023/12/17 購入 ¥16,915 (ビックカメラ)
昨年末に買い足して、現在はこちらをメインに使っている。
SD メモリカードも選択がムズカシイ。どんなに評判のいいものでも、致命的なトラブルがあったというコメントが出てきたりする。なんとなくブラドイメージで決めたけど、みなさんはどう選んでますか?
4 液晶保護フィルム ORMY
2022/01/25 購入 ¥780 (amazon)
なにはともあれ α7SⅢ の液晶モニタに保護フィルムを貼り付けた。
5 カメラグリップ ハクバ KGP-04
2022/01/26 購入 ¥1,220 (ビックカメラ)
カメラのストラップは好きになれない。できれば付けたくないと思う。
でも、何もなしでカメラを持つのも怖いので、右手を固定するカメラグリップをつけてみた。グリップをしっかりと握らなくても落とす心配がなくなり、これがとても快適。
6 ストラップアクセサリー Peak Design アンカーリンクス AL-4
2022/02/23 購入 ¥2,970 (ビックカメラ)
ストラップ嫌いといっても屋外の撮影などで肩からかけたくなることもあるかも知れないと思い購入。この手の商品もいろいろとあって、信頼性重視で選択。
結局、ストラップを付けたことは一度もないんだけど(笑)。
7 固定NDフィルタ K&F Concept ND4+ND8+ND64+ND1000
2022/03/06 購入 ¥7,520 (amazon)
動画撮影に必須の ND フィルタ。
定番は可変タイプだが、数年ぐらいで経年劣化していくらしい。結構な価格なのに消耗品的と思うと抵抗があって、固定 ND フィルタ 4 枚セットを購入した。レンズのフィルタ径と同じ 72mm。
分かっていたものの、Vlog 的な撮影にはやっぱり不向きなのを痛感。
8 可変NDフィルタ K&F Concept ND2-ND32 TRUE COLOR
2023/7/11 購入 ¥14,000 (amazon)
1 年以上固定 ND フィルタで頑張ってきたけど、ついに根負け。
可変 ND フィルタもたくさんあって迷う。比較動画などで調べたりしても、なおさら迷うばかり。DAIGEN さんみたいに「どこのでも同じ!」と言いきる人もいて判断できない。
メジャーなブランドで、そこそこの価格のものということだけで選んだのがこれ。当然だけど格段に撮影が楽になった。X ムラが心配だったので低めの値のものを選んだ。径もいちばん大きな 82mm を購入。立派なケースが付いてきた。
9 ステップアップリング Kenko 72-82mm
2023/07/11 購入 ¥767 (amazon)
レンズのフィルタ径は 72mm なので、可変 ND フィルタ用に 72-82mm のステップアップリングが必要。
ステップアップリングなんて何でもいいと思っていたら、ケンコーブランドだけは滑り止めのローレットが外周に入っているとのこと。で、それをポチったはずだったのだけど、届いたのはフツーのツルッとしたものだった。
自分で滑り止めを加工した様子は、「定年後 505 日目 思ってたんと、違う。(ステップアップリングの加工)」をどうぞ。
可変 ND フィルタに取り付けた状態でも、なんとかケースに押し込むことができたので組み付けたままで使っている。
10 カメラケージ SmaiiRig 2999
2022/06/12 購入 ¥3,800 (中古・mapcamera)
カメラが重くなるのはイヤだなと思いつつも、高価な機材を振り回して使うのでケージがあったほうが安心だよね、とも思っていた。
マグネシウム合金製は高価で手が出ず、mapcamera の中古で出ていたものを購入。重量増はあまり感じなかった。
11 カメラキャプチャー PeakDesige CP-BK-3
2022/11/15 購入 ¥13,530 (ヨドバシカメラ)
ザックを背負って撮影することが多いので、とっさにカメラをぶら下げられるようにした。
値段が高くてなかなか手が出せなかったが、屋外で高価なカメラを不安定なところに置くことの心配のほうが上回った。
これも信頼性重視でブランドを選択。
12 NATOハンドル SmallRig 1955
2022/12/24 購入 ¥4,811 (SmallRig)
ジンバルが欲しかったけど、その前にやれることがある気がして購入。
カメラの重心の真上にグリップがあれば、歩きながら撮影してもカメラがブレにくくなるのではないかと考えた。
実際にはその効果がほとんどなく、撮影していなときの取り回しが楽になっただけだった。
13 NATOレール SmallRig 1409
2023/12/24 購入 ¥1,389 (SmallRig)
NATO ハンドル 1955 を取り付けるためのレール。
こんなもの使わなくても直接ハンドルをリグにネジ止めすればいい気がするけど、ワンタッチでハンドルを取り外せるとバッグへの出し入れが楽で、なるほどと思った。
14 NATO レール SmallRig 1195B
2023/07/11 購入 ¥1,229 (amazon)
NATOハンドル SmallRig 1955 は持ち運び用に使う程度になってしまっていた。で、試しにボディの左横に付けてみようと思いレールを追加購入。
ハンドルの向きが水平になってしまうし、バリアングルモニタにぶつからないようにするには前方にせり出したような位置にしなければならなかったが、意外にも使い勝手がよかった。
左右でグリップの向きが 90° 違う形になり手首がねじれるようになるが、手首の向きが異なる方が安定してカメラを構えることができた。また、左手だけでハンドルを持ってぶら下げたときに、突起などが太ももにぶつからず歩きやすかった。これはオススメ。
15 マイク DEITY V-Mic D4 Duo
2023/07/09 購入 ¥6,723 (amazon)
スマホ用に購入した SHURE MV88+ を α7SⅢ に流用したかったのだけど、このマイクの出力は USB のみ。USB 出力を MIC 入力に変換するには、電子工作レベルの工夫が必要なようで私にはムリだった。(何かいい方法がありますか?)
で、オンラインサロンで評判だったマイクを購入した。
最初は撮影時に外部マイクまで管理できるかなと心配だったが、実際には開始前にセットしてしまえばいいだけ。電源の ON/OFF をする必要もなく、撮影中はほったらかしでよかったので意外とハードルは低かった。
16 カメラモニタ Desview R6
2023/07/09 購入 ¥27,198 (amazon)
α7SⅢ についているバリアングルモニタは画像がきれいで使い勝手もいいけど、小さい画面がややつらい。で、大きめの外部モニタを購入。
付けてみると大げさな見た目になるし、背面にバッテリーを付けると結構な重量増加になったので、本来の目的では活用されていない。
便利だったのは、スタジオ撮影で三脚にモニタだけ取り付けて、演者に画角を確認してもらうように見せて使用したとき。
17 自由雲台 SmallRig (型番不明)
2023/07/09 購入 ¥799 (amazon)
カメラモニタをリグに取り付けるために購入。できるだけ簡素で軽そうなものにした。ちょっと作りは華奢な感じ。
18 HDMI ケーブル KKM-ラブショー 0.15m 左L/右L
2023/09/03 購入 ¥977 (amazon)
カメラ本体とカメラモニタを繋げるための HDMI ケーブル。
できるだけムダに取り回ししないで済むようにしたいけど、ケーブルが太くてあまり曲げられないし、モニタの位置をどこにするかで変わってくるのでネット購入では判断がつきづらい。最初に買ったケーブルがうまく取り回せず、これは二本目。
購入したもので日常的に稼働しているのはこんなところ。
最近は一通り組み付けたスタイルで撮影している。
カメラモニタを付けた状態で屋外に出て撮影したことはまだないけど、取り付けるとこんな感じ。
ご覧のとおり、すっかりゴツい感じになってしまっている。
カズさんも興味津々?
余談だけど、先日 LSK PHOTO WALK DAY.1 展(西田航、石井朋彦、ドリキンさんによるライカ写真展)に、いつもの撮影スタイルでカメラをぶら下げていったとき、ちょうどカズチャンネルのカズさんも来ていた。
カメラ左側のハンドルレイアウトに興味を持ったようで、向こうから話しかけてきたものだから、いかに扱いやすいかちょっと力説してしまった。
ちょっとだけね。
2024 / 1 / 31