定年後 16 日目 なんか変化なし
高校の教員は、学校ごとに国語科は○人、数学科は○人などと定員が決まっている。
その人たちをうまく割り振って時間割を作っていくのだけど、人手が足りなくなる場合がある。そのときは不足する授業時間数だけ時間講師を依頼する。
時間講師は毎年同じ人に継続してお願いすることが多い。お互い要領がわかっていて余計な手間が少なくて済むのが大きな理由。
私は今年から新人の時間講師という立場になったので、すべてゼロから手続きをしなければならない。そもそも超多忙な年度始めにあって、どの学校も時間講師対応の優先順位はずっと低い。
そのため、すでに勤務が始まっているのに必要な事務手続きはまだ完了していないし、授業もスタートしたばかりでなかなか落ち着かない。
そんなわけで、3 月までと大差ない毎日になって、何もせずに「 100 日後 」の目標の 16% が過ぎてしまった。
3 月の末にオンラインサロン MAGNET の撮影会があった。
桜が満開の新宿御苑に、モデルのタマゴの方々と我々動画クリエーターのタマゴ ( 一部ニワトリ ) が集まった。
内容はポートレートムービー。モデルさんは若い女性。
ポートレートムービーは表情や仕草をすてきに撮って、おしゃれな音楽にのせた動画。多分。
ただ、視聴者がすてきだと感じる表情や仕草というものがよく分からないし、どう撮影していいのかもピンとこないので、いつものようにイベントのメイキング動画的な視点で撮影することにした。
3 人のモデルさんに来ていただいたので、3 つのチームに分かれて 、園内を移動しながら撮影をした。
私のチームは私を含めてカメラマン 3 名。いずれもカメラは SONY のフルサイズミラーレスだった。レンズはひとりが85mmの単焦点、もうひとりが24-105mmズーム、私は16-35mmズーム。
もともと16-35mmを購入したのは、その場で起きている全体像を広い画角で収めるような、ドキュメンタリータッチの撮影をメインに考えたから。
それでも寄って撮影すれば、それっぽい映像も撮れるだろうと思っていた。
ところが他の二人は中望遠で撮影するため、モデルさんから離れ気味に構えていた。そのアングルの中に入らないようにすると、モデルさんに寄ることができなかったのはちょっと誤算だった。
結局、撮影現場の記録のような撮影になり、作った動画もニュース映像みたいになった。
撮影後数日して、他の参加者は編集した動画をアップし始めたが、どれも画角やぼけや色味が素敵で、自分と同じ場所で撮影したとは思えない出来ばえだった。
きちんと設定を覚えないといけないなと痛感。
では、みなさんの動画をどうぞ。
( 自分のは皆さんの作品のネタバレみたいになってしまうので… )
2022/4/16