定年後 270 日目 MAGNETの撮影会に名古屋へ行ってきた
参加しているオンラインサロン MAGNET はイベントがたくさんある。
平日に行われることが多いので、なかなか参加できないんだけど、土曜日に撮影会が行われたので参加してみた。
会場は名古屋。撮影会の後には忘年会も行われた。
MAGNET のメンバーは全国にいて、大阪と東京を中心に割合が多い。関東の人たちとはオフラインでの交流の機会もあるが、名古屋の会ではこれまで会ったことのない人ばかりで楽しみだった。
いろいろなアイデアで企画を立ててくれる ayako さんの提案で今回は明確なテーマが設定された。
内容は「ストーリーのある1カットを撮ろう」。
1 カットで、登場人物とその場の状況、ストーリーがわかるような撮影をしてみようというもの。
撮影は一人 30 分の時間が割り当てられて、単独で撮影していいとのこと。
若いころに熱中していた自主映画では、脚本と絵コンテをガチガチに詰めて撮影に臨んでいた。頭の中には完成した映像のイメージができあがっていて、役者さんにはセリフの語尾を変えることもほとんど認めなかった。
その後、理想とするスタイルは大きく変わった。
自分なりに脚本と絵コンテはガチガチに詰めていくのだけど、役者さんには状況説明だけしてまずは自由に動いてもらってから、自分の考えと擦り合わせてアクションを決めていくようになった。
例えば、待ち合わせ場所で時間に遅れている相手を待っているシーンの場合、「待ち合わせ時間を10分過ぎているのに相手が来ません。相手はバイト先の同性の先輩で、飲みに行く予定です。その状況を10秒間撮影します」みたいな。
最初はそれだけ説明して、10秒間自由に動いてもらう。
意図的すぎたり、案外自然だったりする演技が行われるわけだけど、その役者さんならではの展開もあったりする。
MAGNET の撮影会では、綺麗なモデルさんをシネマチックにステキに写しとって、起承転結の要素の薄いイメージビデオのような撮影をすることが多いみたい。つまり私が一番不得手なところ。
今回ストーリーがあるということは、モデルさんに演技をしてもらわなければならないけど、多分当日まで打ち合わせすることはできない。
モデルは 彦坂まなみ さん。
被写体がモデルさんなので、どこまで求めていいのかも微妙。セリフを言ってもらうことができるのかもわからないし。
そんなことを考えながら当日の作戦を練った。
モデルさんと打ち合わせをして、アクションを確認し、カメラをセッティングして、リハーサルをして、実際の撮影(できれば5テイクぐらい)。
これを30分で完了しなければならない。
そして撮影当日。
なんとか想定していた手順で撮影はできたのだけど、実際に収録した素材を確認するとやはり課題が多かった。機材の使い方的な要因も多々。
さんざん偉そうなことを書いたけど、すみません。
1カットで見せられる動画には仕上がらなかったので、準備段階からどんなことを考えて撮影に至ったのかを備忘録的に一つの動画にまとめてみたのがこちら。
撮影会・忘年会には DAIGEN-TV の DAIGEN さんも来てくれた。
ほんとうにフットワークの軽い方で、全国どこでも顔を出してくれるし、私のような者でも気さくに話をしてくれる。
横のつながりもできて、いいですよ、MAGNET 。
2022 / 12 / 26