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音楽が好き vs アイドルが好き:外見至上主義が分ける2つの嗜好

⚫️私は音楽に関しては外見はあまり気にしない、でもね
リッチーブラックモアがDEEP PURPLEのイアンギラン脱退時に、デイヴィッド・カヴァデール(David Coverdale)が太り気味なのを気に入らず痩せさせたと聞いて、もしかしたら私も外見気にしてるのかな?と心配になった。

ジャ◯ーズや、乃◯坂46などのアイドルを好きな場合、音楽以上に外見重視、ルッキズムだとは思うが、それとは違うと思うんだよね〜?

⚫️外見重視主義と音楽嗜好の相違に関する考察


はじめに

現代において、音楽とアイドルは若者文化やエンターテインメントの主要な要素となっている。しかし、音楽そのものを愛好する者とアイドルを支持する者の間には、価値観や嗜好の違いが存在する。この違いを「外見重視主義」に着目して論じることにより、両者の嗜好に潜む本質を明らかにすることを本稿の目的とする。

音楽愛好と外見重視主義

音楽愛好とは、音楽そのものが持つリズム、メロディ、歌詞といった要素を純粋に楽しむ行為である。音楽愛好者は一般に、演奏技術や歌唱力、作曲の技術に関心を寄せ、アーティストの外見やパフォーマンスを重視する傾向が低いとされる。すなわち、音楽そのものに内在する価値を評価するため、外見的要素は付随的なものであると認識する場合が多い。このように音楽愛好は、外見とは切り離された「内面的価値」の追求を含むと言える。

アイドル愛好と外見重視主義

一方で、アイドル愛好者は、しばしばパフォーマーの外見やカリスマ性に強く惹かれる傾向がある。アイドルは、音楽だけでなく視覚的魅力やキャラクター性を含む「総合的なエンターテインメント」としての役割を果たしている。そのため、アイドル文化においては、パフォーマーの外見やビジュアル表現が重要視される傾向が顕著である。アイドル愛好者は、個々のメンバーの容姿やスタイルを重要視し、音楽と外見が密接に結びつく形で愛好を示す。これは、アイドル愛好が「外面的価値」の追求としての側面を有することを示唆している。

外見重視主義と嗜好の形成

音楽愛好者とアイドル愛好者の嗜好の違いは、現代社会における「外見重視主義」の影響を反映していると考えられる。外見重視主義が高まる現代において、視覚的に映えるパフォーマンスが重視されるアイドル文化は拡大しており、視覚的要素の影響を受けやすい人々はアイドルに引き寄せられる。一方、外見の影響を受けにくい人々は、音楽の純粋な表現に価値を見出し、音楽愛好に傾く傾向があると考えられる。このように、外見重視主義の受容度が個々の音楽・アイドルに対する態度に影響を与えていることが示唆される。

結論

本稿では、音楽愛好とアイドル愛好の違いを「外見重視主義」という視点から考察した。音楽愛好者は、外見や視覚的要素を重視せずに音楽そのものに価値を見出す傾向がある一方で、アイドル愛好者は視覚的な魅力や個人のキャラクター性を重視する傾向が強い。このような嗜好の違いは、現代の「外見重視主義」に対する態度や受容度によって形成されていると考えられる。



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