「予防で変わる未来！歯を大切にするために知っておきたいこと」
「#いい歯のために」
忙しい日々の中で歯医者に行く時間がとれなかったり、信頼できる歯医者さんを見つけられずに、つい治療を先送りにしてしまった経験はありませんか？
私もその一人でした。そうした中で、虫歯は悪くなり、痛いめにあったり、歯に金属を詰めたり被せたり、最悪、治療できなくなり歯を失うことになってしまうのです。
毎日磨いているのに虫歯はできてしまう、磨きすぎるとエナメル質を削ってしまう、なかなかやっかいです。
むし歯治療で食事や会話に支障が出るだけでなく、見た目も気になり、自然の会話ができなくなったりします。治療にかかる費用もなかなかの負担で、若い頃はお金がなくて、選択肢は限られていました。
結局、費用負担が少ない治療法、保険適用を優先することになります、例えば歯を抜いてしまったら、ブリッジを選び、隣接する健康な歯に頼る形で欠けた部分を補ったのですが、これも後々の大きな後悔の原因となりました。
ブリッジの負荷によって支える隣の歯が徐々に弱っていき、さらに歯をダメにしてしまうという負の連鎖に陥ってしまったのです。
一方、今の子供たちは「むし歯ゼロ」が珍しくない時代に育っています。幼い頃にミュータンス菌の感染を防ぐことで、幼少期から虫歯のリスクを大きく減らせるようになりました。
今では虫歯菌が全身に影響を及ぼし、大腸ポリープの原因になる可能性も指摘されています。つまり、口内衛生を守ることは、口の中だけでなく体全体の健康を守るための基本だと改めて痛感します。
さらに、歯科医療も大きく変わりました。かつての歯医者は「痛くなったら行く場所」というイメージが強かったものです。
しかし、今では定期検診が当たり前になり、予防とケアが中心になっています。歯磨き指導を丁寧に行い、毎日のケアの質を上げることで将来の大きな治療を避ける。まさに、痛くなる前に「守る医療」が当たり前になりつつあります。
時代の進歩には驚かされるばかりですが、同時に「もっと自分の歯を大切にするべきだった」という後悔も拭えません。これからも予防医療が進化し、次の世代が健やかな歯と体で人生を楽しめることを願います。そして、インプラントなどの治療がもっと手の届きやすい価格になることを期待していますが、今の若者が虫歯をほとんど経験しないことで、歯科医療の単価が下がる見込みはないかもしれませんね。
だからこそ、私たちは健康なうちに、そして大事な人々に口内ケアの重要性を伝え、今ある歯を大切にする習慣を広めていきたいと考えるのです。
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