【必須】七つの習慣
⚫️昔のパートナー会社に再会
昔、七つの習慣を日本に持ち込んだ「川西茂」さんと、四年目の社員に向けて、私の一生一代のオリジナル研修を作り上げた。そして「ネクストリーダー研修」と名付けた。
見学に来た他の会社の人事から、ネーミングを使わせてくれと言われて何社かオッケーした。
2009年から2014年までやって、私は転勤してしまったので5年ぐらいかな。次の人事部長がなんかつまらん研修に変えてしまったので、もはや伝説🤭
受講生が優秀だったこともあって、評判がいいだけでなく、社内に衝撃を与え、日経新聞とか取材にも来た。
忘れられない研修を目指したが、忘れられないと言ってる当時受講生だった社員がまだまだいるらしい、嬉しいね。
⚫️七つの習慣とは?
「七つの習慣」の日本語訳は、フランクリン・コヴィー・ジャパンから出版されており、以下のように表現されています。これはスティーブン・R・コヴィーによる原著の正式な訳です。
1. **主体的である**
自分の人生に対して責任を持つこと。他人や状況に左右されるのではなく、自分の価値観に基づいて行動を選択する姿勢です。
2. **終わりを思い描いてから始める**
最初に自分が何を成し遂げたいのか、その目標や価値観を明確にすること。人生やプロジェクトの終着点を心に描き、それを基準に行動することを強調しています。
3. **最優先事項を優先する**
重要なことを見極め、それに焦点を当てて行動する習慣。緊急ではないが重要なことに時間を割き、長期的な目標達成に向けた活動を優先します。
4. **Win-Winを考える**
お互いに利益がある関係を築くことを目指します。勝者と敗者が生まれるのではなく、全員が満足できる結果を追求します。
5. **まず理解に徹し、そして理解される**
相手の言うことをしっかりと聴き、共感的に理解した上で自分の意見を伝えること。コミュニケーションの中での相互理解を重視します。
6. **シナジーを創り出す**
協力して働くことで、個々の力の単純な足し算を超える成果を生むことができます。異なる意見やアイデアを結びつけ、新しい価値を生み出します。
7. **刃を研ぐ**
継続的に自分をリフレッシュし、学び続けること。肉体、精神、知性、社会・情緒の4つの側面での成長とバランスを保つことが重要です。
これらの習慣は、個人の成長だけでなく、チームや組織の成功にもつながる普遍的な原則として、多くの場面で応用されています。
⚫️ビジネスに活かすには?
「七つの習慣」は、スティーブン・R・コヴィーの著書で、多くのビジネスリーダーや個人が自己成長や組織の成功に向けて活用しているフレームワークです。これをビジネスに活かすためのポイントを以下に示します。
### 1. 主体的である(Habit 1: Be Proactive)
- **ビジネスへの応用**: 自らの行動に責任を持ち、外部環境や他者に影響されずに自分の行動を選択する。プロアクティブな姿勢は、問題解決やリーダーシップの場面で重要です。例として、クライアントからの要求が変わった際に、受け身ではなく自ら提案を行い、解決策を示す行動が求められます。
### 2. 終わりを思い描くことから始める(Habit 2: Begin with the End in Mind)
- **ビジネスへの応用**: 目標を明確に設定し、それに向けた戦略や行動を逆算して設計します。ビジネス戦略策定の場面で、ビジョンやミッションを設定し、チーム全員が同じ方向を向いて行動できるようにします。
### 3. 最優先事項を優先する(Habit 3: Put First Things First)
- **ビジネスへの応用**: 重要度の高いタスクに集中し、緊急ではないが重要なタスクを優先して実行します。プロジェクト管理においては、長期的な成果を見据え、日々の業務で優先すべきタスクにリソースを集中させることが重要です。
### 4. Win-Winを考える(Habit 4: Think Win-Win)
- **ビジネスへの応用**: 取引先や同僚との交渉において、双方が利益を得る結果を目指します。競争ではなく協力を重視し、長期的な信頼関係を構築することで、持続的なビジネスの成長を促進します。
### 5. まず理解に徹し、そして理解される(Habit 5: Seek First to Understand, Then to Be Understood)
- **ビジネスへの応用**: 顧客や同僚のニーズや意見をまず理解し、その後に自分の考えを伝えることが重要です。特にリーダーシップや営業の場面では、相手の話をよく聞くことで信頼関係を築き、より効果的なコミュニケーションが可能になります。
### 6. シナジーを創り出す(Habit 6: Synergize)
- **ビジネスへの応用**: チーム内での多様な意見やスキルを活かし、相乗効果を生み出すことを目指します。異なるバックグラウンドを持つメンバーを組み合わせて新しいアイデアや解決策を生み出し、イノベーションを推進します。
### 7. 刃を研ぐ(Habit 7: Sharpen the Saw)
- **ビジネスへの応用**: 自己成長やスキルアップのための時間を定期的に確保します。社員の研修や自己啓発を奨励し、常に新しい知識やスキルを磨くことで、組織全体のパフォーマンスを向上させます。
これらの「七つの習慣」を日常のビジネス活動に取り入れることで、個人と組織の両方で持続的な成長と成功を実現することが可能です。具体的なアクションプランを立て、チーム全体で共有・実行することが重要です。