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ライアン・ブレイジアは2023年シーズン中の移籍前後で何がかわったのか

●概要 日本の広島東洋カープでもプレー経験のある、ライアン・ブレイジア投手は2023年シーズンの開幕を、ボストン・レッドソックスで迎えたが、5月15日までに20試合登板で防御率7.29を記録しDFA(戦力外)でチームを去る事になった。 しかし、その後ロサンゼルス・ドジャースに移籍してからは、29試合で防御率0.70とリリーフで驚異的な数値を記録した。 今回は、このブレイジア投手の投球を移籍前後で比較し、何が要因で成績が改善したかを確認していきたい。 ●データ概要 期間:20

    • Tableau prepを使って大量のCSVファイルを1つにまとめて軽くしたい

      ●概要 MLBの2022年と2023年の全投球のデータを取得して、年ごとの違いがあるかを比較したいと考えたが、データダウンロードの都合により1つ当たり約13,000KBの72ファイルに分かれてしまった。 そのまま、Tableau内でユニオンしても良いが、データ重すぎるため、毎回立ち上げるのに30秒以上待たされてしまうので、Tableau prepで1つのファイルに結合しつつ、ファイル容量も大幅に圧縮したい。 (*Tableau prepを触り始めてから日が浅いので、より良い方

      • 2023年10月20日の回跨ぎ登板でホセ・ルクラークに何が起こっていたのか

        ●概要 テキサス・レンジャースの投手 ホセ・ルクラークが、2023年10月20日のALCS第5戦とい重要な試合のラスト4アウトを取るべく、2点リードの8回2アウトから登板し、その回は危なげなく投げ切った。 しかし、その次の9回のマウンドに上がるまでに、乱闘や相手監督の抗議などがあり、30分以上待たさせる形となった。 そして、その9回に逆転3ランを打たれ敗戦投手となった。 この逆転を許した9回の投球を、直前の8回やレギュラーシーズンとTableauを使って可視化し比較して、30

        • 大谷翔平選手の怪我直前の値について

          前回の「大谷翔平 2020年 8月2日 HOU戦の投球データについて」をご覧頂いた方、誠にありがとうございます。 前回の最後に「面白い傾向が見られたので、別の記事に詳しく書きます。」と言っておりましたが、結論から申し上げますと、最初に想定していた程の興味深い傾向は見られませんでした。 ですが、多少の傾向が見られたので、共有させていただきます。あまり期待せずにご覧ください…… ●興味深いと感じた経緯 まず、なぜ私が大谷選手の8月2日の投球データを見た際に「興味深い傾向がある」

        ライアン・ブレイジアは2023年シーズン中の移籍前後で何がかわったのか

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        • 2023年10月20日の回跨ぎ登板でホセ・ルクラークに何が起こっていたのか

        • 大谷翔平選手の怪我直前の値について

          大谷翔平 2020年 8月2日 HOU戦の投球データについて

          2020年8月2日大谷翔平選手がエンゼルスのホーム、アナハイムで投手復帰2戦目となるヒューストン・アストロズ戦に先発しました。結果は皆さんご周知の通り、1回2/3 被安打0 3奪三振 5四死球 2失点で、試合後MRI検査を行い右肘の回内屈筋群の炎症と診断され、球団からは「今シーズンの投手としての出場は無い」との発表がありました。私は、エンゼルスファン・大谷翔平選手ファンではありませんが(10年以上のレッドソックスファン)、日本人のMLBファンとして投球内容とその後の診断結果は

          大谷翔平 2020年 8月2日 HOU戦の投球データについて

          大谷翔平 2020年 7月28日 OAK戦の投球データについて

          先日、投手として2年ぶりの出場を果たしたLAAの大谷翔平選手の前回登板(2020年7月28日)の投球データを見た際に、個人的にいくつか気になった点があったのでまとめてみました。 目次 1. リリースポイントの変化について 2. 球速・球種別変化量の変化について *尚、今回は単純な投球データのみでの比較を行いたいので、2018年の投球データも2020年のデータに条件を合わせるためにオークランド・アスレチックスのホーム球場であるリングセントラル・コロシアムで計測されたもののみを

          大谷翔平 2020年 7月28日 OAK戦の投球データについて