マスコミとは
京アニの例の事件に関してTLが荒れ気味だ。遺族に凸りたいマスコミのみなさんがうごめいているからである。そっとしといたれよというのが一般的な感情なのかというとそうでもないのかもしれないなと思う。彼らが遺族の気持ちを無視してむりな取材をするのは、他社に出し抜かれたくないという気持ちがあるからなのだろう。出し抜かれると社内での立場も危うくなるだろう、彼らだって飯は食っていかなければならない。
出し抜かれたくないというお気持ちが生じるのはそういった記事に需要があるからだろう。では需要するのは誰か?私たちオーディエンスではないか?僕個人はそんなの見たくないけどね。だがマスコミは民衆の鏡とはそういったことであろう。
マスコミがいい加減なことばかり言うのは非主流派マクロ経済学にいっちょかみしてるとしょっちゅう見かけることになるし、いちいち腹も立たないのだが、真面目に憤っていた時期もあった。10年ちょっと前の大野病院事件とか大淀病院事件とかのころである。己の無知にたいして謙虚さがなく、調べるなり聞くなりすればすぐわかる事情も取材せずお気持ちにまかせて適当極まりないことを書き散らかしていた。いまならたいして怒りもしないと思う。それほど人類には期待していないから。
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