プレミアリーグ再開嬉しい
昨日はついに阪神タイガースが開幕から引き分けすらなしの9連敗をやってのけた。
幸いにも、いまApex Legends シーズン12スプリット1の追い込みでほとんど野球は見れていない。この9連敗をリアルタイムで観戦していたら、どれだけ腹が立っていたことだろう。
週末はApexの合間にプレミアリーグを見ていた。
現在3位につけるチェルシーが今季昇格したばかりのブレントフォードに大敗した。
ロシアのウクライナ侵攻によるオーナーのアブラモビッチ氏の進退問題が発生してから、逆に結束力を強めていたチェルシーだが昨日は精彩を欠いた。
一方のブレントフォードは、EURO2020で試合中に心停止をおこして以来、公式戦からは姿を消していたクリスティアン・エリクセンの活躍もあり、残留を大きく前進した。
この直前に試合のあったリバプールもそうだったが、全体的に重い、というか出足がいつもより遅かったように思う。各国の代表選手を多数抱えるビッグクラブは、代表ウィーク明けにはこういうことがおこるものなのだろう。
代表の試合で選手が怪我したり、コンディションを落としたりするのは勘弁してほしい。だってプレミアリーグのほうが面白いもん。
こういう想いが強くなったのは、先日の日本対ベトナム戦でがっかりしたのもある。
森保ジャパンは、選手を少しずつ入れ替えて、中盤に遠藤、田中、守田、前線は伊東を核とする433システムになっている。戦術に合う選手をはめ込んだのではなく、良さげな選手を入れていくことで最適なシステムが勝手に見出されたって感じだ。
だからこの4人を先発から外したベトナム戦はぐちゃぐちゃになった。固定メンツの自生的秩序に頼ってきたのだから当然そうなる。今まで少しずつ入れ替えてきたのにどうして急に全とっかえしたのか謎である。
後半は伊東と田中を投入して、さらに伝統の4231に変更してだいぶ良くなった。システムに合う選手を使うのではなく、選手に合わせてシステムを変えていく柔軟性は、まあ良い面でもあるのだろう。
柔軟性といえば聞こえが良いのだが、選手任せということでもある。決め事のなさは、戸田和幸氏が丁寧にしつこく指摘されており、とても勉強になった。
とはいえコロナ禍もあったし、代表のチームづくりはクラブのようにはいかない。とりあえず良い選手を集めて自生的秩序に期待するというアプローチにも理はあるのだろう。
昨日はトッテナムとニューカッスルの試合もあった。トッテナムのコンテ監督は自分のやり方に合わない選手を大量にリストラした。デレ・アリ、ブライアン・ヒル、エンドンベレのような好選手は使いようがあるだろうにと思ったが、結局はコンテ監督は自分のやり方で結果を出しつつある。
代表だとなかなかこんなふうにはいかないよね。