砂川文次『小隊』読んだ
この本には小泉さんと、小説家の砂川文次さんの対談が収録されている。
そこで砂川さんの『小隊』という小説に言及されていたので読んでみたのだ。
北海道になんでか知らないがロシアが侵攻してきて、それを食い止める自衛隊の小隊長が主人公である。
著者は元自衛官なので戦闘の描写が生々しい。また専門用語がほぼ注釈無しで連発されるので、雰囲気もばっちりである。
それだけで十分に面白くていっきに読んでしまったのだが、痛感したのは北海道の地理をよくわかっていないということだった。
舞台は道東であり、おそらくロシアは標津町から上陸したらしい。Google Mapを開くと、標津町って国後島と目と鼻なんよね。。。
それに比べて北海道のなんと広いことか。
知らない地名がたくさん出てくるのでいちいち調べるのだけど、それらは広い北海道のごく一部なのだ。ごく一部といっても一つの県くらいのエリアなのだが。
北海道は札幌とニセコくらいしか行ったことがないのだが、それらにしても凄く狭い地域にすぎない。千歳空港から札幌もニセコもメチャクチャ遠かった気がするが、、、
世の中には知らないことがたくさんあるなあと小学生並の感想を懐きつつ図書館に返却したのであった。
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