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海の向こうで戦争が始まった
2月24日、ウクライナ国境に大軍を配備していたロシアはついに侵攻を開始した。西側とやりあってもロシアにはなにもいいことないからブラフだろうという見方を裏切って、ハリコフ、キエフ、オデッサで情況を開始したのだ。
オデッサといえばファーストガンダムに心を熱くした世代にとっては忘れがたい地名である。
そんでオデッサでも作戦を展開してるのねと思って地図を確認したら、黒海のめっちゃ西側、バルカン半島寄りだった。ロシアは戦争を仕掛けるとしても、東部地域の割譲もしくは独立・親ロシア政権樹立くらいが目標といわれていたのだが、、、
ロシアの人たちも戦争は嫌なんじゃないのかと思うが、どうもプーチン大統領の支持率は高止まりしているようだ。独裁者といえど民意は無視できないし、高い支持率はプーチンを後押ししたことだろう。
まあ日本も日米開戦時はこんなものだったのだろうと思う。民意が軍部の専横を可能にしたのだ。
過剰な感染症対策を激推しした日本の感染症専門家の皆さんもそんなもんだろう。大衆がそれを望んでいたのを察知していたのだ。彼らは将来、国賊の汚名を着せられることになるだろうが、そのことは忘れてはならない。
ところで本邦SNSでは、ウクライナの難民、ことに若い女性を難民としてどんどん受け入れるべき、そうすれば日本人の顔も多少はマシになるのではないかなどというゲスな意見が見受けられた。女性は戦争に負けても生きていけるということなのかもしれない。だが、男なら死ねいである。塁歩を死守しなければ明日はない。
だからというわけではなかろうが、ゼレンスキイ大統領は武器を配るから希望者は戦ってくれと呼びかけた。ロシア兵士に一滴でも多く出血を強いることでロシアの厭戦気分を高めるほかないのかもしれない。プーチン大統領にとっては政権の支持率はHPみたいなものだ。シールドを削られるまでに電撃的に決着を付けたいのではなかろうか、しらんけど。
ウクライナの男性たちのことを思うと胸が張り裂けそうになるが、結局の所男なんて消耗品でしかない。平和な日本でそのことを忘れていただけなのだ。
全くどうでもいいことだが、村上龍のこのエッセイ全編がKindle Unlimitedで読めるようになっていた。暇な人はどうぞ。
男女問わず餌になる『進撃の巨人』のような世界では男も女も戦うのだが、私達の現実はそうではない。
可能な限り少ない犠牲で事態が収拾することを願っています。
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