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フロンターレ(とソフトバンク)つよすぎぃぃ

今日勝つか引き分けでJリーグ優勝が決まる川崎フロンターレは、本日ホームに2位ガンバ大阪を迎えた。

ガンバとしてはここで勝てば逆転優勝の望みをつなぐことができるのだが、結果は完敗であった。フロンターレの中で僕の最も好きな選手の一人である小林悠をベンチに置いてである。

フロンターレは攻守の切り替えが速くて、ボールをとられたあとの寄せがめちゃくちゃ速い。ボール持ってる選手があっという間に囲まれてしまう。そしてガンバはほとんどボールをつなげずに一方的に押し込まれて0-4での敗北となった。

シーズン序盤から圧倒的な強さをみせつけてきたフロンターレなので、負けたからといって悔しさはないのだけど、この実力差を埋めるのに何年かかるのだろうっていう哀しい気持ちになった。

なにはともあれ、フロンターレの選手、関係者、サポーターの皆さんおめでとう。来季はもう少し手加減していただけるとありがたい。

ガンバは終戦というわけではなく、天皇杯のシード、ACLの出場権をかけて2位をなんとしても確保したいところだ。残り4試合ふんばってほしいな。

ところで本日は裏で(表かもしれないけど)日本プロ野球日本シリーズ第4戦が行われた。1-3戦で22-3とソフトバンク・ホークスが、セ・リーグの盟主読売ジャイアンツに対して圧倒的な強さを見せつけている。こうなると当然、33-4への期待がいやがおうにも高まるというものである。

あれは2005年、私は社会人になってまもなく20代後半だった。あの年の阪神は強かった。長距離打者へと変貌を遂げつつあった金本知憲を4番に据え、5番は勝負強く打点王を獲得した今岡誠であった。ジェフ・ウィリアムス、藤川球児、久保田の勝ちパターンのブルペン陣は、はJFKと呼ばれ試合終盤を支配した。
しかし千葉ロッテとの日本シリーズでは、JFKの出番はほぼないまま4戦全敗で終了した。

今年の日本シリーズでも読売ジャイアンツは3試合をあっさりと落としたのだが、読売が日本シリーズで3連敗というと1989年の近鉄との死闘を思い出す。もう若い人は記憶にないかもだけど。
近鉄バッファローズはあっさりと3連勝して3試合目のヒーローインタビューで加藤哲郎投手が「日ハムより弱い」(ロッテだったかも)と発言、それに奮起した読売ジャイアンツは逆に4連勝で日本一を勝ちとったのだ。

しかし当時と今は違う。あのときの読売は強かった。原辰徳、中畑、篠塚、クロマティなどの好打者を揃え、斎藤、槇原、桑田などのレジェンド級の投手がいた。

しかし今の読売というかセ・リーグは弱い。セ・リーグのほとんどの打者が手も足も出なかった菅野智之があんなにあっさり捕まってしまったのはショックだった。

1989年当時でも人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグなんて言われてたけど、今みたいな目を覆う惨状ではなかった。
某球団のように人気にあぐらをかいているといわれてもしかたないところはあるが、それだけで説明がつくとは思えない格差だ。多くの人は指名打者を原因として指摘する。守備はまずいがパンチ力のある選手を思い切って起用できる、打順を気にせず投手を運用できるなど、個々の実力が伸びやすいのは間違いないだろう。

しかし投手が打席に立つことによる用兵の面白さもあるんだけどね。それにメジャーリーグは指名打者のあるアメリカン・リーグとないナショナル・リーグとでそんな差はないではないか。

なんてことを考えてたらソフトバンク4-1で勝利して試合終了。結局、33-4は実現しなかった。ソフトバンク・ホークスには猛省を促したいところであるが、日本一おめでとうございます。

最後になるが、プロ野球もJリーグも、そして他のエンターテイメントも、この情勢下で興行を成立させるために奮闘してきた方々に心からお疲れ様といいたい。来年も


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はむっち@ケンブリッジ英検
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