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令和7年はじまってたので、JDヴァンスについてもう一言

あけましておめでとうございます。

正月からサッカー見たり、仕事したり、勉強したりです。

ところで今年はアメリカの大統領が交代する。

最後っ屁というわけではないだろうが、バイデン大統領は日本製鉄によるUSスティール買収の禁止命令を出した。

労働組合の要請を重視したものと思われるが、鉄鋼業に従事する労働者にとって良いこととは思われないのだが。トランプを支持したラストベルトの労働者への当てつけなのだろうか。

これに対してUSスティールのCEOはブチ切れコメントを発表。

「中国共産党のお偉方が今頃、街で小躍りしてるぞ」なんて、大企業の公式の声明で書くものなのだろうか、、、と思ったらほんまに書いてた。。。

The Chinese Communist Party leaders in Beijing are dancing in the streets.



バイデン大統領の判断とか、USスティールCEOのブチ切れとかの当否は門外漢の私にはわからないが、どうやらUSスティールと日本製鉄は訴訟も視野に入れて対応を検討するらしい。
とはいえ、もうすぐ大統領が変わるから早まったことはしないだろう。

それで思い出したのが、次期副大統領のJDヴァンスのこと。

この記事でヴァンスの祖父がアームコで働いていたことは書いたが、めんどくさいので、アームコが川崎製鉄(現JFEホールディングス)と合併してAKスティールに変わったことは端折った。

まだ真珠湾の記憶が鮮明だった時代だったから、合併反対の声は多少はあったようだ。
「まるで東條英機自身がオハイオ南西部に工場を開くことにしたかのように受け止められたのだ」

しかし、

自分の子どもが日本車を買ったら勘当すると言っていた祖父ですら、合併発表の数日後には不平をもらすのをやめて、こう言っていた。「じつのところ、日本人はもうおれたちの仲間だ。あの辺の国と戦争するとしたら、敵はあのいまいましい中国だな」

「中国共産党のお偉方が今頃、街で小躍りしてるぞ」と言ったUSSのCEOと同じこといってますね。。。
それはともかく、日本の資本を受け入れなければ、アメリカの製造業はもうやっていけないということをオハイオの労働者は理解していたのである。

こういう現実を見てきたヴァンスや、ラストベルトの労働者の支持を受けたトランプは、USスティール買収について前向きな可能性はある。まあバイデンの出した禁止命令が覆せるものかどうか知らないが。。。


そんなわけで、日本製鉄、西村あさひ法律事務所、経産省の中の人はてんやわんやなんだろう。

だが羨ましくもある。これこそ国を背負う仕事である。選ばれた人にしかできないことだ。

こっそり応援しています。がんばってください。

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労働者の解放を新反動主義、左派加速主義に則って論じる。その過程で生命至上主義、生権力、過剰医療を批判することになるだろう。

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