菅さん辞めちゃうのか。
昨日は雨で阪神中日戦は中止となった。先発を予定されていたのは藤浪であった。まだ先発投手としての藤浪に未練があるのか、アルカンタラを中継ぎに回してしまったから先発の駒が足りないの知らないけど。どうにもチグハグな采配である。
本当に優勝する気があるとは思えない采配だ。これだけルーキーと外国人がが爆当たりしてる年に優勝しなくていつ優勝するのか。
とはいえ雨天中止なのでサッカー日本代表の試合を少し観ていた。格下相手に負けるべくして負けたって感じだ。権田修一は悪くなかったけれど、ベンチに東口を置いといてもよかったのではないか。せっかくオリンピックで活躍した堂安と久保を招集したのに先発させないのはなんでや。などなどいろいろ思ってしまった。
それと長友佑都が現在無所属というのを昨日知った。本人にも考えがあってのことだろうけど、普段からJリーグやプレミアリーグでしのぎを削っているサッカー選手を観ていると、その中に入っていない選手をわざわざ招集する意味はなんなのかと思ってしまう。
今日はそんなネガティブな気分で過ごしていたのだが、なんか総理大臣がやめるとかいう話を耳にして、さらにネガティブになってしまったのだ。
菅義偉さんは次の総裁選に出馬しないという。つまり事実上の首相退任である。
自民党の中の人達の理屈はよくわからないけど、菅さんでは総選挙を戦えないということであろう。自民党の議員とて落選したらただの人になってしまうのでやむをえないのだろう、知らんけど。
一年前にこんな記事を書いた。
このとき、誰がどうやっても難しい舵取りさせられる安倍さんの後任は大変だなあ、安倍さん良いタイミングで辞めるんだなあと粉蜜柑を書いてしまった。まあ当たり前のことだね。
どのような選択をしてもどこかから多大なる怒られがやってくる中、菅内閣はよくやったのではないかと思う。もちろん百点満点ではないんだろうけど。少なくとも文句言っている人たちがやるよりは、うまくやったのだと思う。
それは私が矢野監督や森保監督よりも阪神タイガースや日本代表をうまく指揮できないのと同じことである。
特にワクチンを調達し、接種を押し進めたことは偉大な業績と言っていいだろう。若年世代にとって明らかに有益なHPVワクチンの積極勧奨すらままならないこの国で、あれだけのスピード感で軌道に乗せたのは凄いことである。
次は誰がやるのか知らないけど、気に入らないことがあるから辞めさせるってのを続けてたらまともな人は政治家にならなくなるんじゃないかと心配になる。いやもうそうなってるのかもね。
そんなことを続けたらどうなるかは近年の東京都知事の変遷を見ていれば明らかだと思うが。
一般意志はひとりひとりの人間が形成するものなのであれば、末端の民衆が無罪なんてことはありえない。
そして今日もまた西勇輝が3失点した(クオリティスタートだったけど)。最近の打線の状態、相手の先発が戸郷であることを考えると負けたと思わざるをえなかったが、いつの間にか逆転してた。
諦めなければ勝てることもある。
でも諦めるのが潔いときもある。
菅さん一年間お疲れさまでした。