無観客でも応援できるとはいうものの、、、EUROの決勝みるぞ
今日は国連英検二次試験のために予定を入れてなかったが、見事に一次試験落ちてしまってひまだった。しょうがないので朝から勉强しまくって明朝のEURO2020決勝に備えたのである。
EURO2020は観客入れまくって、イングランドなどめちゃ久しぶりに決勝進出したもんだから国中盛り上がりまくりである。感染者数もうなぎのぼりだが、死亡数や重症者数はあまり増えないのであんまり気にしてないって感じである。
そんなときに東京オリンピックは無観客で開催されることが決定したらしい。内外のギャップに驚くほかないが、高齢者の死亡をどれくらい許容して、現役世代の生活をどれほど重視するかというバランスは各国で違うのだから仕方ない。個人的には、東アジア諸国は現役世代を軽視しすぎているように感じるし、それは出生率や婚姻率の低下という形で表れている。さりとて、それは社会の一般意志とでも言うべきものによって決定されたことだししょうがないよね。政治家たちだって、それを汲んでいるだけ。bow to public opinionというやつである。
ところで阪神タイガースは甲子園で讀賣と首位攻防3連戦だった。
初戦は秋山の好投もあって、6回終了時に4-1でリードしていた。しかし7回表連打で無死23塁のピンチ、、、、となったところで雨足が強くなりそのままコールド勝利。
2戦目、後ろ暗い勝ち方をした翌日のせいかどうか知らないけど、ボロ負け。
3戦目。西勇輝と高橋優貴の息詰まるゆうき対決は高橋に軍配が上がった。
いやあ3連敗しなくてよかった。
野球はサッカーと同じく、そこそこ観客入れて盛り上がっている。なのになんでオリンピックは無観客かって、マイナースポーツの祭典だからですな。オリンピック全体ではそれなりにステークホルダーが多いので開催はされるが、個々の競技についてはサッカー、野球、テニスといったメジャースポーツとは比較にならないので、無観客を飲まされるというわけである。
まあメジャースポーツはオリンピックやる意味ないよな。優勝争いのために負担のかかる中継ぎ投手をオリンピックのために供出したくないという猛虎魂で言っているのではない。
野球選手にとってオリンピックの興行としての重要性が相対的に低いのである。それに大谷翔平のいない日本代表なんか別に見たくない(見ないとはいってない)。エンゼルス見てたほうがいい。
しかしマイナースポーツの選手にとってはそうではない。オリンピックはたくさんの人に見てもらえる機会であり、活躍すればファンや競技人口増大につながる。死活問題といっても過言ではない。
そしてここに至るまでの選手たちのことを思うと悲しくなる。私は卓球もよく見るのだが、男女各2名のシングルス代表が決まるまでのデッドヒートは見てる側の胸が痛くなるほどだった。
女子では、ついに現れた中国選手と互角に戦える実力者、伊藤美誠が早々に内定した。2つ目の椅子は伊藤の同級でアジアチャンピオンの平野美宇と、福原愛引退後ずっと日本を引っ張ってきた石川佳純の争いとなった。結局、わずかながら世界ランキングで石川が上回って決定した。なお石川佳純は日本選手団全体の副主将を務めることも決定している。
男子でも同様に、圧倒的才能で爆進する張本智和がまず内定。そして2人目はキング水谷隼とファンタジスタ丹羽孝希の青森山田OB同士の争いとなったが、故障などで調子の上がらない水谷を後輩丹羽がどうにか抑えて代表に内定した。
またここに名前を挙げていない選手で代表になってもおかしくないものもいた。そして彼らをサポートしてきた関係者の皆さんのことを思うと、代表選手には是非とも大観衆の前でプレーしてほしいと願わざるをえなかった。
でも無理なものは無理なのでしょうがない。そして競技の数だけこういう願いがあるのだろう。
オリンピック競技になってるだけいいじゃないかという意見もあるだろう。どんなにアピールしても採用されない競技はたしかにたくさんある。
代表レベルのアスリートなんて一握りにすぎないので、国民全体に影響する意思決定にあたっては、彼らの心情など斟酌しなくてよいという意見もあるだろう。もっともなことだと思う。また卓球に関していえば、ここで名前をあげた選手は全員プロで、すでに十分な対価を競技から得ているともいえる。それにオリンピックはちゃんと開催されるのだから結果さえ残せばさらなる対価も得られるだろう。
釈然としないものはあるが、今日はこれくらいにしておこう。明日はEURO2020の決勝なので早起きしないといけないのだ。