英和辞典Wisdomの付録はいいぞ
国連英検やケンブリッジ英検をやっていると、簡単なはずの単語に思わぬ意味があるために苦労する。こういう多義語のせいで読解がスムーズに進まないことがしばしばあるのだ。
これを解決するためには辞書を最初から読んでいくというしんどい作業をしなくてはならない。なぜなら通常の単語集にはよく使われる意味しかのっていないからだ。
そこで私がおすすめしたいのがWisdomという英和辞典である。物書堂アプリなら和英辞典もついてくる。
この辞書の素晴らしさは辞書マイスターの西練馬さんが解説されているので参考にされたい。
この記事には書いていないけど、私が重宝している機能は付録である。
この付録にはランクA、B、Cと頻出語彙がソートされているのだ。だから使用頻度の高い語彙に限って、多義語や語法をしらみつぶしにできるのだ。辞書を片っ端から読んでいくという面倒な作業をしなくていいのだ。
ついでに美味しそうなコロケーションやイデオムを拾っては英辞郎の単語帳やAnkiに投入している。iPadで物書堂を使う人は、手書きノートアプリにまとめるのもいいだろう。
ランクAは中学レベル1300語、ランクBは高校レベル2600語である。多義語や思わぬ用法はこれくらいやればかなり潰せる。ランクC大学社会人レベル4100語になると、だいたい1つの語彙に意味はだいたい1つに収束してくるので究極の英単語などの単語帳を使ってもいい。
毎日10から20単語やってようやくランクCをまで来た。ここからはペースをあげて行きたい。
多義語を多数収録している単語集としては、植田一三先生のこれとか。
アルクさんの究極の英単語番外編などがある。
これらは非常に良い単語集なので、そのうちまたやりたいのだが、網羅性という意味ではやはり辞書に一日の長があるから、今はWisdomに取り組んでいるというわけである。