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令和6年10月おしまい

今月おつかれさまでした。ようやっと秋らしくなってきましたね。

さて先日の衆院選ですが、予想されていたとおり自公過半数割れとなった。

そのぶん立憲民主党が議席数を伸ばしたが、自公がどうにか政権与党を維持できそうなほどに留まったため、さほど荒れてはいない。

立憲民主党が、野田党首が増税を明言したにもかかわらず、大幅に伸びたのはやや驚きだったかな。増税を打ち出し、高齢者福祉を維持すると言っているのに、そうなったってことは、労働者のことなどどうでもいいという人間がむちゃんこ多いということだ。

その一方で、現役世代の手取りを増やすというキャッチーなメッセージで選挙を戦った国民民主党も躍進した。そのメッセージは、相対的に老人を軽視するということにほかならず、若い世代で得票数を伸ばした。

この対照的な二つの政党の勝利は、長い長い戦いの始まりを画すものである。

戦いとはいうものの、人口動態からして、現在の社会保障を維持するのは不可能なので、どこかでクラッシュするんだけどね。

私はそれでもソフトランディングさせたほうがいいと思っているが、どうせならさっさと潰したほうがいいという意見もある。その心情は理解するが、ハードランディングは死ななくていい人間を死なせるからあまり賛成できない。

どこかで大幅な削減をせざるをえないときが来るでしょう。


さて、そんなことよりも、今月とても嬉しかったのは、島本さんがTwitterに戻ってきてくれたことだ。

Twitterには、私にはどうしても敵わないと思うほど頭の良い人が何人かいるが、彼は洞察力においてずば抜けている。

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労働者の解放を新反動主義、左派加速主義に則って論じる。その過程で生命至上主義、生権力、過剰医療を批判することになるだろう。

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