卓球世界選手権に思うこと
ハンガリーで卓球世界選手権(以下世界卓球)が開催されている。日本人選手の試合はほとんど1回戦からテレビで見れる。1回戦といえどらくに勝てる相手などほぼいなくてそれなりにドキドキできる。ライブで気軽に世界最高レベルの試合を楽しめるのは幸せなことだ。今日は3回戦で張本智和の高速卓球を堪能した。
かつてはプロスポーツとしてはマイナーだった卓球をこれだけのコンテンツに育て上げたテレビ東京には感謝と敬意を表したいし、選手の育成ずっと取り組んできた日本卓球協会もすごい。しかし一番大きかったのは福原愛という国民的スーパースターがいたことだ。幼い頃からアイドル的な人気を集めていた愛ちゃんだが、実力も常に同年代のトップであり、長じては世界のトップクラスの選手たちと五分に渡り合ってきた。その重圧はいかばかりであったか。今年の日本選手権で特別功労賞を贈られたが、関係者全員の本当にありがとうという気持ちのあらわれであったのだ。
愛ちゃんに水谷隼、石川佳純が続き、ついには平野美宇、張本智和、伊藤美誠が大事な大会で中国のトップ選手を何人も倒して優勝するという一昔前には信じられないこともあった。以前は中国人にあたるところまで勝ち進めばOKというかそれすら大変なことだったが、今は本気で中国人を倒してメダルとりにいっている。今日は伊藤美誠が3回戦で中国の新星に敗れるというハプニングがあったがあの中国人は強いのでしかたない。
明日以降も帰宅後はストロングゼロを煽りながら日本人選手を応援し、日本人でなくてもスーパプレーには拍手をおくるだろう。
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