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ノースロンドンダービーお疲れ様でした

今朝未明、トッテナムとアーセナルのノースロンドンダービーが行われた。プレミアリーグにおいて5位と4位につける両チームにとって、チャンピオンズリーグ出場権を獲得できる4位以内を確保する上で非常に重要な一戦であった。

数あるダービーの中でも一番盛り上がる、というか仲の悪いダービーでもある。

オンライン英会話で、トッテナムあるいはアーセナルのイギリス人の先生にあたることがたまにあるが、しばしば相手チームへの敵意を剥き出しにしてはる。私が、トッテナムもアーセナルもどっちも好きですよというと、ありえへんという顔をされる。もちろん彼らも大人なので日本のファンは自由に楽しんだらいいんだよと口では言うけどね。

どうやらあのエリアに住んでいる人は生まれた瞬間からどちらかのサポーターになることを運命づけられているらしく、どっちつかずはありえないそうだ。

もちろん日本人の両チームサポーターも仲が悪くてTwitterでよく煽りあっている。大人げないのはどちらかというと(ry

今の私はどちらかというとアーセナル推しである。冨安健洋が加入したことが一番大きいが、冨安以外にも将来有望な若い選手が多いからでもある。

勝ち点で4ポイントリードしているアーセナルは引き分けでもいいので心理面で優位に立っている。しかし怪我人が多いこと、アウェイのノースロンドンダービーは近年負けがこんでいることがアーセナルにとっては不利。一方のトッテナムはスキップがいない他はほぼフルメンバーだ(ロメロがベンチにも入っていなかったのでコロナかな)。

序盤事情でちょっと見れず、DAZNつけたらいきなりスパーズがPKを獲得した。これをケインが冷静に決めた。

アーセナルはなかなか足並みが揃わず、ロブ・ホールディングがあっという間に2枚イエローカードをもらってしまい、前半33分で10人になってしまう。

よくわからないのは前回の対戦でソン・フンミンをほぼ完璧に抑え込んだ冨安をソンのいる右ではなく左に置いたことだ。前節で左SBをしっかりこなした冨安だが、それはリーズでほぼ唯一の脅威であるラフィーニャを抑えるための特例だと思っていた。

ところがスパーズ相手にも冨安は左SBだった。たしかに右ウイングのデヤン・クルゼフスキも怖い選手ではあるが。。。そしてソンにボールが入ったときは右CBのホールディングがチェックにいく決まりごとになっていたようで、あっさり2枚カードをもらってしまったわけだ。

ソンにしたらしてやったりだろうが、2枚目のイエローはちょっと厳しい判定だったように思えた。まあ冨安なら絶対しないような軽率なファウルだったとは思うが。。。

てか最初のPKのジャッジもアーセナルにとって厳しいだったように思われる。

もちろん誤審などというつもりはないが、これで試合は一気につまらないものになってしまった。

10人になってすぐケインが追加点を取り、後半始まってすぐにケインの強いポストプレーからソンが3点目を決めてしまった。この2人はまじで抜け目ないな。

特にソンはこれで得点王サラーに1点差に迫る21点目だ。まあこの後、ベルフワインと交代するときに、もっといけるのにと不服そうな顔をしておりやや驚いた。ソンが交代で不満をあらわにするのを初めてみた。やっぱり得点王意識してるんだね。
コンテ監督としては、ここで勝ってもあと残り2試合も勝ちきらないといけないのだから、ソンを温存するのは当然の判断だったろう。次の日曜日にはバーンリー戦である。

温存といえば、アルテタ監督も早くに割り切っていたようで、病み上がりのホワイトは投入しなかった。終盤にガブリエウが太ももを痛めて交代したのをみて、ホワイト温存は正しい判断だったと思った。なんせ次節はCBホールディングは出場停止なのだ。ホワイトまで怪我されたらたまらんからな。

ホールディング、ガブリエウの2枚のCBがいなくなったことで、冨安は左SB、右SB、CBとポジションを転々とし、万能っぷりを見せつけた。冨安が3人いたとか、冨安があと一人いたら勝ってたとか、できたら5人欲しいとかみんな好き勝手なこと言ってたw

勝てば4位以内確定のアーセナルだったが、そんな簡単にいくわけもない、といったところか。

まあシーズン序盤はかなり暗い出だしだった両クラブがここまで来れたのはすごいことだよねってことで。

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はむっち@ケンブリッジ英検
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