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『絶対『英語の耳』になる!リスニング50のルール 実践トレーニング編』
リスニング特訓シリーズ第5弾は長尾和夫大先生によるロングラン人気シリーズのこれ。
続編が山ほどあってなにがどうなってるのかわからないのだが、これは2作目だと思われる。出版されてからもう11年前もたってる。時の流れの早さには驚くほかないね。
本書はいつ買ったのか思い出せないのだが、ブックオフにドナドナされることなく本棚の奥に眠っていたので引っ張りだしてきたというわけである。
内容はチェキラ(check it out)に代表されるような、日本人が学校で習わない脱落やリンキングである。類書は掃いて捨てるほどあるが、網羅性において本書は抜きん出ていると思われる。トライダ(try to)やトライナ(trying to)までさらりと紹介しているものは、English with Lucyを除けばあまりない。
また収録されている音声の量もなかなかのものである。何年も放置していたのは大変にもったいないことであった。
音声の質については、教科書的な英語ではなく、脱落しまくりの汚い英語を収録したとのことだが、やはり「教材英語」の域を出ていない。残念なことに普通に聞き取れてしまった。1.2倍速まであげても問題なく聞き取れてしまった。それ以上は試していない。
スタジオできれいに読み上げる音声は、いくらリンキングや脱落が多くても聞こえてしまうのだ。まあ素直にレベルが上ったと思えばいいのだけどね。
従って、英検準一級とかTOEICのリスニングで苦労している人たちにはちょうど良いと思われる。
しかしそのレベルでは苦労しないが、海外ドラマや洋画のセリフは半分くらいしか聞こえないという人には物足りないのではないだろうか。というか物足りないです、はい。
このギャップを埋めるには、もうきれいじゃない英語を聞きまくるしか無いのだなと観念しつつある。
というわけでサラさんのこのnoteお買い上げしました。楽しそうなチャンネルがいっぱいだ。でも全然聞き取れないんだろうな。。。
こういう「ナマの英語」に挑戦しては心を折られてきたので、気合を入れすぎないようにしよう。聞き取れないのは背景の知識がないから、話者の滑舌が悪いから、、、言い訳もときには必要である。
こんな感じでリスニング教材クエストも終盤に向かいつつある。というか飽きてきた。しかし乗りかかった船であるからもう少し続けようと思う、この世のどこかに読むだけで聴こえがめちゃ良くなる魔法のようなリスニング本があるかもしれないので。たんに往生際が悪いだけなのはわかってます。
今のところよかったのは以下の3つ。
いまヘビロテしてるやつ。とにかく速い、クリス・インペリテリくらい速い。
リスニング道とはなにかみたいな理屈っぽい本。大好き。
今は1周終わってお休みしてる。ディクテーションに最適。次回からリテンションふうにしてやる予定。
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