イングリッシュプレミアリーグ第30節ブライトン大荒れ、リバプールつおい
週末はいつもどおりプレミアリーグだ。
ブライトンはアウェーでトッテナムと対戦し、三笘薫はいつもどおり先発だった。
EL、CLを狙う両クラブにとって非常に大事な試合である。
ブライトンはビルドアップの質の違いを見せつけまくるが、先制したのはトッテナムだった。
しかし三笘薫が裏抜けから上手すぎるボレーシュートを決めた、、、かと思われたがトラップが上腕に当たっていたようで取り消し。腕が体感から離れていたのでやむをえない判定だったが、これは始まりにすぎなかった。
ウェルベックのシュートがマカリスターに当ってゴールに吸い込まれた場面、マカリスターの腕は完全に体に付いていたからハンドじゃないやろっていう。。。これがハンドならさっきの三笘のは当然ハンドなのだが、なんか腹立つ。
極めつけはペナルティエリア内でボールキープした三笘の足をホイビアが踏んづけて倒したシーン。どう見てもPKなのだが、VARも入らなかった。
他にもペリシッチが両足の足裏向けてタックルしたのにイエロー止まりとか、抜け出したマーチを後ろから手で押して倒したのにノーファールとか、、、
レフェリーが八百長していたわけではなく、単純に質が低かっただけだろう。しあし、こういうジャッジだと守備機会の多い、つまり面白くないサッカーをするサイドに有利に働く。
もちろん面白くないから弱いわけではない。勝ったほうが強い。
1点目のソン・フンミンのファー巻きシュートは完璧すぎたし、2点目の速攻も見事だった。ソンの股抜きスルーパスも良かったねえ。
2点目は三笘のボールロストからだった。ブライトンは狭いところに縦パス刺して、ワンタッチではたいて前を向くというリスキーなプレーが多いので、こういうことはときどき起こってしまう。しゃあないね。
戦術的な面では、もはやエストゥピニャンは完全に大外マンで、三笘は中に入ってくることが多くなった。三笘のプレーの幅が広がっていくのは楽しいが、勝ちにこだわるなら三笘が大外に張る機会をもう少し増やしてもいいような気がした。
というわけでフラストレーションのたまる試合だったから、アーセナルの試合に期待したのである。
アウェーのリバプール戦はもう10年くらい勝ってないらしいが、今年のガナーズは昨年までとは違う。優勝を狙うチームなのだ。それにリバプールだって去年のような怖さはない。
そんなわけでいつものように面白いサッカーを繰り広げて、前半30分までに2点リードを奪う。やっぱリバポとは違うよな、、、と思ったがそれは大変な勘違いであった。
なんでかわからないが残りの60分はリバポの猛攻に晒されることになったのである。負けてもおかしくなかったが、ラムズデールの神セーブ連発によって2点で済んだ。勝ち点1ありがとう。
アーセナルにとってはラム神が文句なしのMOM。その神々しさは、名手サラーにPKをミスらせる域に達したのである。
悔やまれるのは交代カードの切り方だ。
後半35分に1点リードを守り切ろうとウーデゴールを下げてキウィオルを投入した。冨安がいたらなあと思ったが、まあそれはおいておこう。
MFはボールホルダーにプレスにいけず、よって最終ラインも下がらざるをえず、、、というどうにもならん展開だったので守備的な交代をしたのは正しかったように思う。
だがどうせ守りを固めるなら左SBにティアニーも投入してほしかった。
中盤を制圧しているときはジンチェンコの守備の軽さはたいして問題にならないが、この試合のように押し込まれているときはかなり辛いことになる。こういうときのためのティアニーではなかったか。
と思ってたら後半42分アレクサンダー=アーノルドにジンチェンコが股抜きされてサイドをえぐられ、最後はフィルミーノに同点弾を叩き込まれてしまった。
ほんでこの直後にティアニー投入となり、ジンチェンコが懲罰交代のような形になってしまった。もう少し早ければ、、、ティアニーに来季もいてもらうために、プレー時間をもっとあげてもよかったんでは、、、
とはいえリバポが強かったのは間違いなくて、負けなくてよかった。苦しみながらも同点で耐えたことはきっと次につながる、、、はず。
こんなすっきりしない週末ではあったが、今週も労働がんばっていこうと思うのであった。