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サッカーを楽しく観るために、できれば英語で

40過ぎると自分の限界みたいなものが見えてくる。わかりやすく言うと、仕事においてはもう伸びしろがあまりないということが見えてしまった。まあ何年も前からわかってたことで、ゆっくりとその事実に順応してきたといったところかな。これは競争に勝ってきた人間の多くが直面する問題だとわかったのは最近のことなんだけど、それについていずれなにか書きたいとは思う。

そしてお仕事にそこまでコミットすることもなかろうってことで、自分の生活の娯楽の要素を増やしたいと思ったのである。じゃあとりあえずスポーツでも観るかってことでDAZNを契約したのだ。コンテンツは、日本の野球、Jリーグ、サッカー、NFL、総合格闘技、F1などモータースポーツなどだ。

阪神タイガースの試合を観てイライラして猛虎魂を高めるだけではもったいないので、サッカーも時間があれば観るようにした。
サッカーというのは22人のプレイヤーが広いフィールドを縦横無尽に動き回る複雑きわまりないスポーツだ。自由にやっている部分もあれば、規律もたしかにある。だから一から勉強しなおさないといけないと思い、これ買いました。

著者のらいかーると氏は、古くからブログでサッカーの解説をされていて、テレビの解説とは次元が違っていて唸らされることも多々あったが、昔の私はサッカー意識が低かったので熱心にフォローはしていなかった。


そんなことを思い出しつつ本書を読み進めるわけだが、やっぱり面白い。デフェンスラインから始まる攻撃を守備側はどのように邪魔するか、それをかわしていかにゴール方向にボールを運ぶか。守備側の一人がプレスに参加すべく前に動けば、そのぶん攻撃側は一人自由になる。それをカバーするために守備側は連動して動かないといけない。現代サッカーは監督のチェスだと友人が言ってたがそれはけっして誇張ではないとわかる。

さらに意識を高めるためにフットボリスタとかいう雑誌も購入してみた。前述のらいかーると氏をはじめ、Twitterなどでサッカー批評を繰り広げる人たちが参加しているインテリジェンス高そうなやつだ。

よくわからんことも書いてるけど、面白い。リーグによって、チームによって戦術は多様であることがわかった。多様性万歳。選手はチェスの駒ではなくて人間なので個性がある。選手にあわせて戦術をチューニングしないといけない。また対戦相手にも依存する部分はあるだろう。

というようなことを頭に入れてDAZNで主にイングラン・プレミアリーグを観るようになった。まず気がついたのは、リバプールとかチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドとかマンチェスター・シティとかアーセナルとかトッテナムみたいな有名クラブだけじゃなくて、中位下位チームもなかなか強いということだ。ビッグクラブ相手でも簡単に負けたりしない。

なので時間の都合さへあえばビッグクラブと関係ない試合もちょこちょこ観るようになった。そうすると困るのは日本語の解説がつかないという問題である。英語の解説が垂れ流しである。しかし私はとても意識が高いので英語の勉強にもなってお得だなあと考えたわけである。

サッカー英語の本はいろいろあるけどとりあえずこれ買いました、薄いので。

カタカナ英語そのままな表現も多いけど、違うやつも多い。full backっていうと、ラグビーやアメフトからの連想だと最後尾のディフェンダーかと思うが、サイドバックだった。。。なんでやねん。。。

まあそれはいいとして、これは全部英語なのでややハードル高いかも。川島選手のこの本とかよいのかもしれない。書店で見つけたらチェックしようと思う。


Kindle Unlimitedに収載されているものもいくつかチェックしたがこれというのはまだ見つからない。良いものを発見できたら報告する。まあタダなんだしこういうシンプルなものをパラパラみるのはありだと思われる。


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はむっち@ケンブリッジ英検
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