冨安ひさしぶりにスタメンだったが、、、
さてさて昨日は5月の始まりということでプレミアリーグ観戦でした。優勝争い、ヨーロッパリーグ争い、残留争いは大詰めだ。
まずCL出場権を争うトッテナムはレスターと対戦。
レスターの激しい守備になかなか形を作れないトッテナムだったがコーナーキックでソン・フンミン=ハリー・ケインのホットラインで先制。
先制したものの相変わらず攻撃がうまくいかないトッテナム。ケインが中盤に降りてきてそこからソンやルーカス・モウラを走らせようとするが、レスターはそこで起点を作らせないようにしていた。中盤のホイビアやベンタンクールからサイドに展開してもウィングバックのところで詰まってしまう。。。3バックってウィングバックに凄い高いスキルが要求されるんだなあと思う。だからチェルシーはあんなにたくさんすげーウイングバックを揃えているのだ。
後半トッテナムはモウラに代えてデヤン・クルゼフスキを投入。これが当たって、クルゼフスキが起点になってソンが2点取って試合を決めた。ソンのゴール前での落ち着き、逆足でも正確に強いシュートを打つ技術はすごすぎた。
この裏で3位チェルシーはエバトンに敗北。。。見てなかったけど色々難しいんだろうなあ。2位以上にはなれなそうだが、4位以上では終われそうっていう。
降格圏でもがいているエバトンにとっては嬉しすぎる勝ち点3。降格争いも熱いね。
続いて7位ウェストハムと4位アーセナルの試合。
ついに冨安健洋がスタメンに復帰だ。一方のウエストハムはけが人続出、ヨーロッパリーグのほうが優先順位が高いから、コンディション不良が予想された。
ところが蓋を開けてみると、ウエストハムが試合を支配した。ベン・ホワイトが怪我で欠場していたのも影響したのか、前2試合で活躍したエルネニーは自信なさそうだった。アンカーがビビリ気味だと、自慢の攻撃陣にクリーンにボールを届けることはできない。
とはいうもののコーナーキックからCBの2人が1点ずつ決めて勝ってしまった。内容がいまいちでも勝つことがリーグ終盤では大事。
冨安は久しぶりなのに安定感抜群の守備を披露した。しかし終盤に座り込んでしまい大事をとって交代になった。たいしたことじゃなければいいんだけど。
ウエストハムのデクラン・ライスは解説の戸田さんも絶賛する活躍だった。速い、でかい、うまい、視野広い、献身的。
知らなかったのだが、ライスは今季で契約満了らしい。
ライスの給料安すぎワロタ。
ウエストハムの今の至上命題は、ヨーロッパリーグに優勝して来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得することだ。これができなければライスを引き止めるのは難しいと思われる。どのクラブも喉から手が出るほど欲しい、イングランド代表のアンカーである。札束攻勢に出られたら太刀打ちできまい。
というようなわけで、順位争いだけでなく、来季への思惑も重なってますます面白くなるプレミアリーグなのであった。