令和2年の振り返り。ひでえ1年だったけど個人的にはいいこともいっぱいあった
2020年、令和2年ももうすぐおしまいですから、noteに書いたことを中心に振り返ってみるのだ。
1. 政治的なことは個人的か?
政治的なことに関してはまず昨年10月に始まった消費税の悪影響の統計が出とことだろう。もう忘れかけていたが、noteに残しておいたおかげで思い出せた。note最高\(^o^)/
このときの2019年10-12月期GDPはかなり酷い数字だったのだが、コロナによる戦後最悪の不況に比べるとどうとゆうことはなかったのであった。
コロナのことは風説の流布にならないようになるべく有料記事に書くようにした。
新しい生活様式が結婚などの生殖活動に破壊的な影響があることはこの時点で私にでも指摘できたことだったなあと思うのであった。政治的なことは個人的だし、科学的なことは政治的だとあらためて考えざるをえないのだった。
医学など政治性満載の学問であることは言うまでもないことだが、言うまでもないことを夏の暑いさなかに書いたのが以下の記事だった。読み直すとまあまあ酷いことが書いてあって笑ってしまった。
夏にはそうこうしているうちに安倍政権が終わりになってしまった。
憲政史上初最長の政権も終わる時はあっさりしたものだった。
第二次安倍政権にはあまり良いところがあったとは思えないけど、誰がやっても似たりよったりだったと思う。ただ、この間に第一次就職氷河期世代が救われるチャンスは失われたという諦念が残った。しばらくはこの諦念とともに生きていくことになるのだろう。
2. 英語学習のこと
この1年は英語のお勉強がまあまあはかどった。そして以前から挑戦したいと思っていた国連英検特A級とケンブリッジ英検C2 Proficiency(CPE)を受験できた。
結果はまだだけどたぶん落ちてると思う。合格だったとしても全く納得できる内容ではなかったのでまた受けるだろう。
英検一級は受かってた。
いちおう合格だけど改善の余地は大いにあった。年3回開催、リーズナブルな受験料を考えるとこれを学習のベンチマークにする人が多いのも納得できるし、自分としてももっと良いスコアを取りたいのでいずれまた受験するだろう。ただ私にとってはリーディングとリスニングが簡単すぎるので、CAEやCPEよりもベンチマークとしては不適かなと感じる。
仕事や留学でどうしても必要という人以外にとっては資格試験などベンチマークにすぎない。スコアや合否よりもそこに至るまでの準備、過程が重要だし、終わってからも続けていくことはもっと大事だ。
梅原氏の著書はそのことの重要性を教えてくれた。スコアや合否という結果は外からの評価にすぎない。それは自分の内発的ななにかとリンクしていなければ虚しいことだ。
3. 宗教的なことは個人的なこと
もちろん内発的なことと外からの評価を明確に切り分けることなどできない。だがこの一年でいるものいらないものをかなり仕分けできたと思う。多くの外的な刺激は自分にとって必要ないものだったし、幸せに近づけてくれるものではなかった。
そのような仕分けのために瞑想はかなり有用だったし(瞑想は取引ではないが)、上座部仏教の考え方もまた役に立つものだと思う。なにより仏教について学ぶことはそれ自体として楽しい、知的好奇心が満たされる。
上掲書はだいぶ前に2回くらい読んでそのままになっていたのを今年に入って読み直した。そういうタイミングだったのか、以前と違ってだいぶスムーズに理解できた。今度読むのはいつになるかわからないが、もっとよく理解できるようになってるといいな。
今後は宗教の意義というか、宗教がないことの深刻さがあらわになると思われる。
その情況は進化心理学などで上手に説明できるだろうが、宗教なき時代の処方箋にはなりえない。
そして私の問題意識は必然的に安楽死へ向かうことになった。
安楽死も尊厳死も自殺幇助も簡単なことではないなあという小学生並の感想しかまだない。来年はもう少しマシなことが書けるかな。