『パワー・オブ・ザ・ドッグ』観た
各方面で絶賛された西部劇『パワー・オブ・ザ・ドッグ』観たのだ。
最近の西部劇らしく、きれいな風景と人間ドラマを強調する佳作である。
モンタナで牛牧場を経営する兄弟。弟は未亡人と結婚するのが、無駄に威圧的な兄は、未亡人とその連れ子に嫌がらせをする。
しかしふとしたことから、連れ子と若いし親しくなっていく、、、みたいな展開。
なんで執拗に嫌がらせをするのかちょっとわかりにくいし、また急に連れ子と仲良くなるのかもよくわからず唐突な感じがする。
とはいえ闇雲に男らしいベネディクト・カンバーバッチは素敵だし、妖艶な連れ子を演じたコディ・スミット=マクフィーって俳優さんも強烈なインパクトを残した。
しかしなにより冴えない風貌の未亡人を演じたキルステン・ダンストに驚いてしまったのだ。『ヴァージン・スーサイズ』や『チアーズ』の少女がこんなふうに仕上がったのかと思うと感慨深い。もちろんプライベートでは小綺麗にしてるんだろうけどね。
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