冨安、左もいけるやん
この週末は家に引きこもってApexやりつつ、プレミアリーグ観戦しておりました。
まずは昨日のアーセナルの試合から感想を。
チェルシー、マンU、ウエストハムとの上位3連戦を3連勝で乗り越えたアーセナル、今節は下から3番目のリーズと対戦だ。残留に向けて必死だろうから厄介な相手である。
冨安健洋は今季初めて左サイドバックでの出場となった。レギュラーのティアニーが長期離脱していること、リーズの右ウイングのラフィーニャを警戒しての起用だったと思われる。
試合のほうは開始早々に、GKがバックパスのトラップ大きくなってしまったところをエンケティアが素早く詰めてそのままゴールに押し込んで先制。
リーズはこれで完全に浮足立ってしまい、10分にもマルティネリの突破からエンケティアが2点目を決めた。
GKにバックパスして1点目を献上し、マルティネリにブチ抜かれて2点目の原因になったDFの人が、20分にマルティネリに危険タックルして一発退場。これでほぼ試合は決まってしまった感があった。
こんなチームはもう降格でええわ、これは得失点差を改善する良いチャンスだ、などと思っていた。
しかしイングランド代表フィリップスを中心に10人で耐えしのいでいるうちに1点を返して、終盤は一気に攻勢に出て勝ち点1を取りに来たのであった。どっちが10人かわからん感じだったけど、11人のアーセナルが守り切って試合終了。
解説の水沼さんが再三指摘していたように冨安健洋は左もいけるのであれば、代表でも左SBでいいんじゃなかろうか。CBは谷口と板倉もいけそうだし、右は酒井宏樹と山根でいいだろう。左は守備は堅いが90分出られない長友か、攻撃は良いがたまに軽率な守備をしちゃう中山か、という2択だったけど、冨安いけるなら冨安でええよね。
まあ来週のトッテナムは左WGソン・フンミンだろうから冨安は右SBだろう。今のソンは世界一危険な左ウイングなので楽しみだね。
チームとしては、来週のトッテナムとの4位攻防戦に向けて心理的優位に立てる大きな1勝だ。そして3位チェルシーに勝ち点1差に迫る嬉しすぎる1勝だ。
そのチェルシーは土曜日の晩にウルヴズと対戦したが、両チームとも覇気のない試合をしていたので前半で観るのをやめてしまった。後半はバーンリーとアストン・ビラを観てたのだが、後半にチェルシーは、2点先制して終盤に追いつかれて引き分けちゃってた模様。今季のチェルシーは勝てる試合を勝ち点1で終わることが多くて、シティとリバプールに引き離されてしまった。これはロシアがウクライナに侵攻する前からの傾向である。
トッテナム次第ではチェルシー4位以内でフィニッシュできないかもしれないし、またついに新オーナーも決まりそうなので、気合い入れ直してまた良いサッカーを見せてほしいよね。
5位のトッテナムはリバプールに先制するも、追いつかれて引き分け。絶好調のリバプールに引き分けは悪くない結果だが、せっかく先制したのだから勝ち切りたかったのではないか。首位シティを追走するリバプールにとっては痛い引き分けだろう。
夜中の4時くらいだったのでさすがに寝ていたが、ダイジェストを観る限り、めちゃ熱い試合だったようだ。
この試合で得点したソン・フンミンは20得点の大台に乗せた。現在トップを走るサラーはゴールなしで22点のまま。得点王争いも面白くなってきたね。
この試合の前に行われたブライトン✕マンチェスターユナイテッドは起きてたので観た。
前節、良いサッカーをしてブレントフォードに快勝したユナイテッドだったが、今節はだいぶいまいちで、ブライトンに完全に試合を支配されてしまった。この落差はなんなんだろうね。
そして0-4で完敗。ラングニック監督はhumiliating defeatだとコメントしていた。
来季はアヤックスから監督と選手来るらしいからなんとか建て直してほしいものだ。
というわけで、優勝争いだけでなく、チャンピオンズリーグ出場権のかかる4位争い、残留、得点王など、リーグはいよいよ大詰めに差し掛かるのであった。