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#583 TV論30|ストロベリー・オンザ・ショートケーキ

野島ドラマでちょっと忘れていましたが・・・これもありました。
ストロベリー・オンザ・ショートケーキ、英語で書くとStrawberry On the Shortcake、略してS.O.S.を本日は紹介しましょう。


ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(S.O.S.)とは?

2001年1~3月に放送されていたドラマです。
僕はこの頃高校2年生という多感な時期で、そんな時期にこのドラマを見ていた記憶があります。
ですが、野島ドラマとして見ていたというよりかは、青春ラブコメとして見ていたというか、もっと言うと深キョン目当てに見ていたというか…
とにかくこの時期の恭子はでした。

あらすじを説明すると、主人公のタッキーはちょっと内気な高校生なんですが、そんなタッキーの親が再婚し、その連れ子が恭子という僥倖極まりないスーパーラッキー展開を迎えます。
で、なるべくしてタッキーは恭子を好きになるんですが、そんな恭子は学校にいるミステリアスなパイセンの窪塚に惹かれたり、タッキーはタッキーで幼馴染の内山理名に好かれたり・・・

と、そんな感じで、このドラマがなかなか秀逸なのは、主要人物がみんな片思いをする展開で、恋がなかなか実らずにもどかしいんです。
そんな感じで片思いの連鎖が続く、そのもどかしさが、このドラマのウリですね。


ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(S.O.S.)の魅力


1.恭子が可愛すぎる

もう恭子がとにかく可愛くて可愛くてヤバいです。

僕は恭子がブレイクした「神様、もう少しだけ」はタイミングを逃し、見ていなかったんです(主題歌が気に入らなかったという理由もあったり笑)
ですがその直後、きっかけは忘れましたがガッツリハマり、ぬかりなく写真集「COLORS」も購入し、to heartとかも熱中して見る恭子フリークだったんですが、とにかくこの時期の恭子はエグかったですね。

恭子は僕の1歳上で、僕がこの時高2だったので、この時期リアルJKだったというのもあり、制服も似合うは可愛いわで無敵。
役もフワフワした役で、合ってましたね。完璧なキャスティングでした。


2. 窪塚がカッコよすぎる

とにかく窪塚がカッコいいんです。
この半年前位に放送していたI.W.G.P.で一定の地位を確立していた窪塚でしたが、この役もかなりカッコよくて、この時期は結構みんな窪塚に憧れてました。窪塚がこのドラマの作中で吸ってたCAMELを真似して吸ったりしてましたね笑
あと、役の中でピアノも弾いていたのですが、そのピアノ(窪塚のテーマ)を僕も妹に教えてもらったりしましたね笑


そして、婚約者を失った担任(石田ゆり子)に恋し、先生と一緒にいたいからといって留年するというクレイジーな役でしたが、キングに比べたら大分落ち着いて見えたのが不思議でしたね笑


3.内山理名が可哀そうすぎる

そんな感じで片思いの連鎖が続く本作、こんな感じで並びます。

内山理名 → タッキー →恭子 → 窪塚 → 百合子 → 婚約者(故人)

存命のキャラクターでは先生が一番、このモテ連鎖の頂点に位置するのですが、その最後尾にいるのが理名なんです。
この時期、内山理名はメロコア好きを公言しており、かなり好意的な印象を持っていたのですが・・・如何せん役がちょっとかわいそうでした。
あとは恭子という共演者が偉大過ぎたのもありますね。

個人的には恭子と窪塚でくっついて欲しかったので、タッキーと結ばれて欲しかった限りです。


ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(S.O.S.)のタイトルに込めた意味

このドラマのタイトルに込められた意味は、ショートケーキの上にあるイチゴをどのタイミングで食べるのか?という話なんです。

「好きだから最初にイチゴを食べる」のが恭子や窪塚で、
「好きだから最後にイチゴを食べる」のがタッキーや内山理名だったり、
そんな感じですが、それ以上でもそれ以下でも無いんですね。
物語の本筋とは特に関係なかった記憶があります。
ちなみに僕は「最後」派ですね。

加えて略語であるS.O.S.に込められた意味は「恋に苦しんでいるから助けてくれ」的な意味もあるかと推察されます。

そして主題歌S.O.S.を歌うのはABBA。
この男2女2のスタイルも、主要キャラのタッキー・恭子・窪塚・内山理名の構成と被るという感じで、色々な意図が含まれている作品ですね。

是非、機会があれば見てください!


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