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#641 ライブ論38|KOINU ENTERTAINMENT SHOW CASE 2008.8.29 Club Asia(THA BLUE HERB)

2008年はTHA BLUE HERB(ブルーハーブ)のライブにメチャクチャ行きましたね・・・

僕の音楽遍歴ですが、10代はハイスタ、30代はももクロにどっぷりハマっていましたが、20代はブルーハーブでしたので、この時期は本当にBOSSに憧れており、とりあえず行けるライブは全部行こうというテンションでした。
前年に聞いたLIFE STORYはそこまで聞き込んでいなかったのですが…


THA BLUE HERBとは?

また改めてバンド論で紹介しますが、TBHことTHA BLUE HERB(ザ・ブルーハーブ)は北海道出身のヒップホップユニットです。
MCのBOSS、トラックメーカーのO.N.O、ライブDJのDYEの3人組で、初めて存在を知ったのは高1の頃、やはり地元なのでタワレコとかでコーナーができており、名前だけを見て「なんだこのバンド、ブルーハーツのパクリじゃん」みたいな感じの印象を持ち、初めて見たライブでは「なんだこいつら、ただボソボソ喋ってるだけじゃん」と全く琴線に触れなかったのですが…

大学に入ってSell Our Soulを聞いて、衝撃を受けました。
そこから音源全部買って、DVDとかも買って、聞きまくってましたね…

これまで参加したライブは2回で、ハイスタ目当てで行った前述のライブと、ASIAN DUB FOUNDATIONの前座としてのライブで、共にメインでは無い状態でアンチもいた中でのライブでした。


ライブ情報

あまり詳細は覚えていないのですが、KOINUというバンドが主催のイベントでして、渋谷のCLUBのASIAというところでやるオールナイトのイベント。
今だったら絶対行ってないですが、当時は25歳とまだ若かったのと、とにかくTBHが見たいというノリで参加した記憶があります。


当日は昔も今も共にライブに行く相棒と、終電後の渋谷で待ち合わせて、土曜の夜の乱れ切った道玄坂の坂を上り切り、CLUB ASIAへ到着。


で、タイムテーブルも判らない状態だったので長期戦を覚悟してハイネケンで乾杯し、そこにいたキッズと仲良くなり、「TBHは3時位から始まる予定ですよ」と情報をGETしたので、ひたすら飲んで待っていた所・・・
ようやく3時を迎えTBHのライブが始まりました。

「まもなく札幌、降り口は右」
いつもの電車のアナウンスが流れ、BOSSの登場で揺れる会場!
そしてライブは始まりましたが、TBHは序盤にあがる選曲を当時持ってきていたのですが、「北風」で僕のテンションは劇的に上がりました。

1stの曲が多く、前のADFの前座の何倍も楽しかったです。
雨降ってたから「Ame Ni Mo Makez」はやるかなと思ってましたが、レアな「Once Upon~」なども聞けましたし、終盤の「The Way Hope Goes」「Motivation」「未来(は俺等の手の中)」は最高でした。

主催じゃないイベントなので30分位だと睨んでいたんですが、1時間半くらいやってくれて大満足。
オーディエンスもTBH目当てが多かったようで、みんな満足していました。

Set List

01. Phase 3
02. 野良犬
03. 北風(Wind For Win)
04. Mainline
05. C2C4
06. Supa Stupid
07. Ame Ni Mo Makez
08. Bossizm
09. Shock-Shineの乱
10. Maintain
11. Stoicizm
12. Once Upon A Laif In Sapporo
13. On The Corner
14. Smile With Tears
15. HIP HOP 番外地
16. The Way Hope Goes
17. Motivation
18. 未来は俺等の手の中


まとめ

BOSSが毎月書いてるマンスリーレポートでは、この日のライブは下記のように紹介してくれております。

リラックスしてリハ。外はまだどしゃ降り。電車が止まったとか、お客の出足が心配だ。リハ終わって外に出ると、まだ降ってる。でも外には沢山のお客が待ってる!上がったぜ。皆よく来てくれた。気合いが入る。ライブは3時半スタート。3月以来の渋谷。あの日も、俺は言ったけど、マジで渋谷でのライブってなると緊張感が独特だ。ある意味、俺はずーっと渋谷を憎み、復讐するために、はるか離れた札幌で牙を研いでいた。それから長い時間を経て、東京のオーディエンスと、東京のMCと、音楽家と出会い、多くの友人を得て、今日に至る。
暖かみってヤツはいつも儚いが、本当に良い時間だった。シリアスで、ラフで、それでいてホームにいる感覚すら漂うあの雰囲気。最高だ。
皆、ありがとうございました。

https://www.tbhr.co.jp/jp/monthlyreport/back/0809/index.html


そんな感じでTBHのライブを堪能したのですが、この2ヶ月後にまたツアーでTBHを見ておりますので、次回はそんなAUTUMN BRIGHTNESS Tour '08の最終日、リキッドルームのレポートを紹介します!

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