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#453 TV論22|LIPSTICK-リップスティック-

本日は1999年に放送されていたリップスティックを紹介しましょう。
僕が野島伸司のドラマで見た最後の作品かも知れません(と、全部書き終えてから思い出しましたが、2003年の高校教師がありました)
現在はFODでも配信しているようですね。


LIPSTICK -リップスティック- あらすじ

本作は鑑別所での話となります。
ちなみに鑑別所と少年院はよく混合されがちですが、罪を犯した少年少女が一時身元預かりになるのが鑑別所で、そこで審判を行い、罪が重い少女が少年院に行くことになります。
ただ、調べて初めて分かったんですけど、少年院に行くのは全体の3%くらいみたいです。思ったより少ないですね。

約8万2千人の3%にあたる2,700人です。
このように、「少年院送致」の処分を受けるのは、罪を犯した少年の中でもごく一部に限られるのです。

罪を犯した少年のうち約3%しか少年院に行かない理由-
審判を受ける前に、様々な教育的措置が取られている

で、その審判を下すのもMAXで4週間との事なので、イコール鑑別所にいる期間は最長4週間なのですね。
故にこの物語の主人公の広末涼子他仲間たちは非常に短期的な付き合いなのですが、それでも友情が芽生えるという、まさにドラマですね。

ちなみに鑑別所から3%の確率で少年院に行ったのはこれらの漫画の主人公ですね。


で、話が色々逸れましたが、そんな感じでシャバで悪さしてきた5人が鑑別所で一緒になるんです。
広末は忘れた、中村愛美(ドラマGTOの雅、のちに諸事情で失脚)は援助交際、池脇千鶴は義理の父への暴行(これにも理由がある)、残りのおとなしい子とヤンキーも忘れましたが・・・そのような極限下の環境で、少女達は団結するんです。
キッズ・アー・ユナイテッドですね。

で、その鑑別所の看守である三上博史と、広末は惹かれあうのです。
大人と子供の恋愛はまさに高校教師を彷彿とさせますね。


LIPSTICK -リップスティック- 魅力的なシーン

あまり実は覚えてないので、ダイジェストで紹介しましょう。

1.窪塚が超絶イケメン

またこの男が悪い役なんです。
彼女である中村愛美に売春させるという感じで、現実世界にもリンクしてる感じだったりするんですけど、とにかく感情が無いサイコパス野郎でイカしてます。
で、暴走する理由が結構なトラウマだったりするんですが、まぁ悪い奴でした。

で、完全に洗脳されている中村愛美を、鑑別所の看守のいしだ壱成が洗脳解体するのも見ものでした。画鋲握るやつとか覚えてますね。

いしだ壱成もやっぱイケメンです。


2.池脇千鶴が可哀そうすぎる

マジで可哀そうなんです。名前は真白(ましろ)
本当にこの娘は可哀そうすぎて辛いですね。
この真白を性的虐待し、あまつさえ妊娠させてしまう父親はカスなんですけど、そんな娘に嫉妬する母親もカスで救えないという・・・
思い出すだけで胸糞悪くなる展開でしたね。


3.三上博史もなかなかキツイ

鑑別所の看守を務める三上博史もなかなかのトラウマを抱えています。
兄が画家なんですけど、確か三上博史がゴーストだったんですね。その背景とかは忘れたんですけど、とにかくその辺にトラウマを抱えていたので、その孤独を広末が癒したとかそんなノリだったと思います。


LIPSTICK -リップスティック- まとめ

そんな感じのリップスティックですが、とにかく高校1年生の4月と、僕も環境が変わった時期で色々余裕がなく、あんま覚えてなかったりします。
そして僕は広末にそんな昔からシンパシーを感じていなかったのもありますが、それでもこの時期の広末はカリスマでしたね。
まさかその20数年後に(略

フレンズを聞くと未だに思いだす、そんなバンドですね。


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