年収の壁と己の壁
メディアってすごいですね。
知らず知らずのうちに、かなり洗脳されますもんね。
130万の壁がとっぱらわれるというニュースで持ちきりですが、今朝ラジオを聞いていて、ほんとそう!って思った内容がありまして。
年末の忙しい時期に、主婦さんらが、年収の壁を理由にシフトを削っていって困っていたという話。
今、あなたたちが必要なんですよ!と喚きたくなると。
どちらがどうという話ではなく、経営者になってから常々感じるのは、義務を果たさず、権利ばかりを主張する人というのは、いつでもどこにでもいるということでしょうか。
こればっかりは生き方なので、一概にどうとかこうとか言えた話ではないんですが、会社に雇っていただく=会社に貢献する、利益を上げる、というところにリンクし、自分の役割を全うできるのかどうかなのかと考えますが、
その全うもそれぞれの全力があるのでやっぱり一概にどうとかって言えた話ではないんですよね。
とある、尊敬している友人の女性経営者の方が言ってました。
「最後は好きか嫌いかになっちゃうわよ。当たり前よ!人間だもの!私情挟みまくりよ!」ってw
ほんとにそう。
これを聞いて、笑えたと共に、かなり心が軽くなりました。
私たちロボットじゃないですからね。
感情がありますから。
会社をうまく回すために、自分が動きやすくなる人を側に置く。
それはすごく自然なことなんだと開き直れるようになりました。
しかし、政治界にも仲間入りし、どこまでも権力を見せつける世界的な経営者イーロン・マスク氏は感情を抜きに出来る強者ですよね。
2週間置きのオンラインミーティングで、数字だけを見て、HIREとFIREをロボットのように繰り返すと有名です。
そうでないと、世界的な成功は納められないんでしょうね。
特にアメリカは数字にシビアです。
成果がお給与にも反映されます。
結果を残す者だけが在籍できる、見えない仕事にまで評価はしないという非常にシンプルな構図です。
そして、私もその強さが欲しい。
税金を支払うことに不満を言う人は、お国の税金の使い道に疑問を感じてらっしゃるからでしょうか。
それとも、単純に一生懸命に働いた所得が減ってしまうからでしょうか。
もちろん、日本の政治も今、宜しくないですよね。
まず、単純にパッとしないですし、国民が信用していない。
気持ちよく、税金をお支払いしたいと思わせる政策が見当たらない。
それこそ、イーロン・マスク氏が日本の政界にいてくださったら、恩とか義理とか年功序列とか一切感が見ずに、バッシバシ結果を残さない人を切っていってくれそうですよねw
それはもう気持ち良いくらいに。
こーゆうことを考えていると、やはり日本の協調性文化と教育こそが世界的に遅れを取る理由に繋がる気がしてなりません。
コロナのようなパンデミックが起こった時なんかは日本は強いですよね。
倫理と協調性を持って、連帯感が生まれて、他者を気遣い、迷惑をかけないようにとなりますから。
そこは本当に誇って良いところですよね。
スポーツの団体戦を見ていても、日本人の緻密で念入りな立ち回りは素晴らしいものがあると感じております。
落ち着いて、計画通りに、、、そんなイメージですね。
逆に、突発的に起こることは苦手なイメージもあります。
柔軟性や個性を求められると弱いかもしれないですね。
話を元に戻すと、この日本の不景気を支えるのは共働きにあるという見方も出来ると思っています。
そうでないと、ほとんどの家庭の家計が回らない。
出された今回の130万の壁対策は、扶養に入っている方の所得が130万を超えても一時的に連続二回までは課税されないというものですね。
そして、事業主に対してもたった2年間ではありますが助成が受けられますね。
でも、これ対象がこれから社会保険料に加入する人だけっていうのが、ちょい微妙。
いただけるだけありがたいっていうお話でもありますが、助成金の額もそうすると少ない気もしなくはない。
日本はコロナによって、よりGDP比から突出した大きな負債を背負っている状況ではあるものの、ここからどうやって回収していくのか、助成金の出元はどこからの移行なのかなど気になってきますよね。
お国の総資産の枠の捉え方も着目されているようですが、未来予測を立てるにも立てらない数年が続いているということなんでしょうか。
なんであれ、国民が一丸となって働くという縮図はどの時代も変わらないということですね。
私たちはお国の奴隷ではない!と叫びたくなる方々、政治に不信感、関心を示せない方々がいるのも理解が出来なくはないなと感じます。
私は、親に「働かざる者食うべからず」で育てられた昭和の女ですので、働くということが好きですし、そこに苦痛を感じたことはないんですが、その先、未来に希望がないのは辛いですよね。
昔はよく幸せとはなんだろうと、
自分は幸福をどこで感じるのだろうと感じ、未来への期待も高かったので欲もありましたが、
出産も経て、お金で解決出来ることは手に入れられるようになる歳を迎えると、そんなに欲しいものもなくなり、平和や安心が一番となってしまうようになりました。
その安心は、危険を感じず、眠れるあったかい家、家族の心身共の健康、友人らが穏やかに過ごせる毎日、美味しいご飯に、やりがいのあるお仕事、とかになってきてしまいました。
20代のイキってた自分もビックリするくらい無欲のお地蔵さんみたいになっております。
昔から見た目は年齢の割に若く見られますが、中身はおばあちゃんみたいな発想と価値観を持っていて、精神年齢は高めできておりましたが、そこに年齢がどんどん近づいていく感じでしょうか。
なので、今は個人的な興味として、世のママさんに尋ねてみたい。
「あなたは幸せですか?」って。
「何をしている時が幸せですか?」とかも。
あと、お子さんやご家族にも尋ねてみたい。
「ママ(奥さん)は幸せだと思いますか?」
「ママはどんな時に笑いますか?」って。
すっごく興味ある。
結局、幸せって体感していないと幸せじゃないですもんね。
そして、周りも感じないと幸せって巡りませんもんね。
事業を通して、ママさんを応援したいと思ってずーっと雇用推進を続けてきましたが、改めて、今、こーゆう景気だからこそ尋ねたいと本気で思っています。
ですので、今後のSNSの企画にも乞うご期待です。
会社としてもそうですが、私自身の成長のために、ワクワクとドキドキ、笑顔を届けていけたら最高だと思ってます。
年収の壁うんぬんの前に、
私が私自身の己の壁を超えられるように、
ママがママ自身の己の壁を超えられるように、
気を引き締めて、皆さんに喜んでいただける存在でありたいと願います。
毎日、誰かをハッピーに出来るように、
まず自分自身がハッピーであることを大切に。