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献血複数経験者が【どんな感じだった?】にお答えします!

「誰かのため、何かのためにお役に立てるのでは?」という気持ちがある方で、献血未経験の方の参考になればと思います。

献血が気になる! 実際どうなの? という方に・・・・

献血についての情報をシェアしようと思います!

私は、400mL献血をほぼ定期的にやってます! 

18歳で初めて200mL体験。しばらくご無沙汰で恐る恐る400mLに挑戦。

もう何十回も・・・400mL献血をしています!

↓こちらが送られたきたお知らせです。(証明)

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複数回献血クラブ「ラブラッド」会員ですので、いつもはサイトから血液検査結果を確認しています。今回は郵送をお願いしました。「検査結果は郵送しますか?」と確認される場合がほとんどです。不要な場合はお断りしましょう。

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検査項目の基準値や説明が記載されています。

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自分の数値がどれくらいかがわかります。

実際に献血できたということは、健康状態であることの証明でもありますが、実際に数値で確認できるのは嬉しいですね!

1.献血ルームでの流れは?

①受付

・まず、ロッカー完備であれば手荷物をそこに収納します。

・内容を理解するための説明を受けます。献血の同意説明書も用意されているかと思います。献血の副作用や血液の利用目的などを確認しましょう。同意しないと受け付けてくれません。

・本人確認をします。住所、氏名、生年月日、体重などを登録します。身分証明ができるものを用意していくと良いでしょう。また、技術進歩により、静脈認証機器での本人確認をするようになりました。

②血圧測定、質問への回答

・海外渡航歴、予防接種、薬の服用、睡眠時間など、健康状態を伝えるために質問に答えます。問診ではなく、自分で記載するかタブレット画面で回答します。血圧は自分で測る場合がほとんどです。

・食事時間や飲料時間によっては、ここで十分な水分補給を促されます。指示にしたがって十分に水分を摂りましょう。

③問診

・医師が対応してくれます。血圧や質問への回答から確認を求められます。自分の健康を守るため、輸血される方を守るためでもありますので、正しい申告をしましょう。

④血液の濃さ(ヘモグロビン濃度)測定と血液型事前検査

・ヘモグロビン濃度が採血基準を満たしているかどうかの測定や血液型の事前検査などを行います。実際に献血する腕と反対の腕から微量採血をして測定器にかけます。

・消毒液にかぶれないかなど、確認してくれるので安心です。止血もしっかりしてくれます!

注)私は2回ほど濃さが足りなくてここで帰りました!初めて献血ができなかった時には「自分は健康ではない((((;゚Д゚))))))!)となりましたが、理由や対処の仕方のアドバイスも受けられるので安心してください!!無料健康診断を受けられたと思い、次回、また次回と挑戦しましょう!

⑤採血

・ヘモグロビン検査した腕と反対の腕から採血します。

・足先を伸ばして、緩めてを繰り返す方法や、手に温かいものを持つ方法、動画モニター視聴など自分にあった方法でリラックスしましょう。採血してくれる方の指示に従うと良いでしょう。

・採血時間は、全血献血で10~15分程度、成分献血は採血量に応じて40~90分程度時間がかかります。

・採血針や採血バッグは一人ひとり新しいものを使用しているそうですので、ウイルスなどが感染する心配はまったくありません。

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・採血後の血圧の確認をします。これは採血してくださる方がやってくれるかと思います。

・ゆっくり起き上がり、休憩スペースに移動します。

⑥休憩

・献血後には、休憩場所で十分に水分補給をします。そして、少なくとも10分以上の休憩をしましょう。2~30分程度の休息をした方が確実です。車を運転する場合は30分が目安かと思います。場所によってはお菓子をいただけます。

・献血カードの発行、または更新されますので、有り難く受け取りましょう。次回の献血可能日が記載されています。この次回献血可能日に向けて健康で過ごすようにしましょう!

・念のための注意事項などを確認して、帰ります。ロッカーの手荷物はくれぐれも忘れないように。

以上が献血ルームでの流れです。

2.血液の使い道は?

・主に輸血用血液製剤(赤血球、血漿、血小板)として使用されます。

・他に、血漿中の特定のたんぱく質を抽出・精製した血漿分画製剤や血液の安全性を高めるためのさまざまな研究等に使用されています。

現在の輸血医療は、必要な成分(赤血球、血漿、血小板)のみを輸血する成分輸血が主流になっています。ですから400mL・200mL献血による血液は、各成分の比重値の差を利用して赤血球、血漿、血小板に分離されます。成分献血の場合は、 献血時に血漿、血小板を分けて採取することがほとんどで分離は行いません。分離された血液は、検査結果と照合し、すべて合格した血液のみが輸血用血液製剤となります。また、放射線照射輸血用血液製剤は、輸血後GVHDを予防するために放射線があてられます。(日本赤十字社)

実際に献血を受けた方にご協力していただいたという動画もあります。ぜひご覧ください!!

3.血が足りていないって本当?

本当です。血液(血液製剤)は有効期限が定められています。有効期限が短い血小板製剤は採血後4日間です。検査時間を除くと使用可能な時間は3日間程です。赤血球製剤の有効期限は21日間です。保管量の目安は3日間で使用されてしまう量としています。不足する分は、日々献血によって確保しているのです。

4.献血後の注意することは?

ごくまれに急な血圧変化により気分不良になる場合があります。トイレや階段・戸外での歩行などには注意しましょう。転倒による怪我を防止するため、血の気が引く感じやいつもと身体の調子が悪いと感じたら、決して我慢をせず、すぐにしゃがむか横になりましょう。

通常は頭を低くして安静にするだけで回復します。(回復しない場合は助けをもとめましょう)

電車などで変える場合は、念のために線路近くに立たないようにしましょう。

針を刺した部位に痛み、しびれなどが残る場合は、血液センターに連絡してみましょう。

5.献血した日に気をつけることは?

トイレ:採血直後の排尿は座位で行いましょう
エレベーター、階段:使用する際は特に注意しましょう
入浴:2時間以内の入浴と当日のサウナは避けましょう
飲酒、喫煙:献血直後は避けましょう
スポーツ:水泳、マラソンなど激しいスポーツは避けましょう
重労働:採血側の腕には強い力がかからないように心がけましょう

6.具合が悪くて病院に行った場合の診療代は?

献血時の採血により健康被害が生じ、医療機関に受診した場合は、医療費・医療手当を補償する献血者健康被害救済制度が適応されます。詳しくは日本赤十字社さんへ。ちなみに、医療機関を受診する方は、総献血者件数の約0.01%だそうです。1万人に1人ですね。

7.おまけ

献血ちゃんオリジナルグッズや時期ごとにキャンペーンが実施されています!こちらも最寄りの献血ルームで確認すると良いでしょう。探してみてください!(頂いたオリジナルグッズを販売している方もいるようです)

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